母の日にプレゼントしてもらったもの

 

 

 

あのね

 

プレゼントしてもらったのは13日で、母の日より少し早めでした。

 

その日は私が足腰が悪いので洗濯を手伝ってくれる日だったのです。

 

ドアを開け入ってすぐ言った言葉。

 

「母の日のプレゼント買っといたよ」

 

「えっ、あっそう、何くれたん?」(関西弁)

 

奥の部屋から私は大きい声でたずねた。

 

「靴下とタオル、タグ外しといたよ。ここに置いとくしな」

 

カラーボックスの上に袋を載せていた。

 

先月、「靴下の片一方が見当たらない」と会話したのを覚えてくれていたのだった。

 

「タグまで、あれ取るのがめんどくさい。ありがとう」

 

来てくれるだけで嬉しいし、手伝ってくれることに感謝している、その上プレゼントまで・・タグまで

 

いろんな意味で有難かった。

 

その日はいつものように時が経ち、あっという間に夜になり、小雨の中帰って行った。

 

見送った後、カラーボックスの上の袋が目に入った。

 

「タオルと靴下」

 

袋を開け、中身を取り出して見た。

 

可愛いピンク色でふかふかのタオルと靴下は色柄の異なるのが三足。

 

心の中で何度も言った。

 

「ありがとう・・ありがとう」・・。

 

やはり、プレゼントって嬉しいものですね。