米沢校の恵美です!
大盛況で幕を閉じた第23回目の房仙会書展。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
開催までの準備や終えたの振り返りが大切であることを師匠の房仙先生のご姿勢から学んでいる私達生徒のひとりとして、今回は作品搬入展示から書展開催中、全日に参加させていただきたく参加させていただきました。
作品が入っている箱から仲間と共に慎重に大切な作品を出し、作品と初対面できた喜びから、ここまで辿り着く迄の過程全てへの心からのありがとうの気持ちが溢れてきました。
「恵美!こんなに素敵にできたよ!」と私を呼んでいただき先生と喜び合えた時、心から嬉しく、思い出す度に胸が熱くなります。
ただただ「房仙先生、光孝先生ありがとうございます。」の言葉しか出ません。
お陰で自分の目で全ての感覚をつかって、心で感じられたことが沢山ありました。
「こんなことがあるんだ!!」と言う日常ではあり得ることのない出会いの数々。
作品を通して話をすることでの共感。
最終日に心あたたまるエピソードがありました。
書展のご案内の葉書を握りしめ、嬉しさを超え大興奮された90歳のご高齢の女性の方でした。
間もなく会が終わろうとしていたので私も気持ちが高ぶり、その方に惹きこまれるかのようにお声掛けをさせていただきました。
房仙先生と光孝先生へ大信頼を持たれ、ずっと作品を見ながら、先生への感謝の言葉の連続でした。
先生の作品の前で「私は先生の作品の前に立つとずっといたい気持ちになるのです。作品が先生なんです!」と話すと、「先生の生き方、人柄が滲みでているのよね。」と仰り。続いて、
雪上揮毫の動画を見ながら、「先生の書道をあなたも広げて下さい!できるわよ!今は字を書くことが少なくなってきたけど、日本の伝統はやっぱり良いのよ!」と。
また来年お越しくださいね!
必ず来るから!
がんばって!
と手と手を合わせて、さよならしました。
房仙会書道は、学びを通じて人としての心を育て、正しい書体を学び、伝統文化継承の為の房仙会です。
その意味の大切さを体感を通して感じることができました。
まだまだ深いところまで至っておりませんが、今回の書展を通して、更に向上していきたい!
と言う意欲も高まりました。
努力を積み上げる、「がんばらない。あきらめない。」先生が仰る言葉に繋がります。
米沢校に入会される新しい仲間との一生に一度にこんなことあるの?と言う贈り物。
私が働いている米沢にある保育園で幼少期の4年間に成長を近くで見守らせていただいた園児が大人になって再会でき、これから一緒に門下生として学ぶことができます!
これも私にとって意味がある事なんだなと受けとめています。
私達をずっとあたたかく、どんなことがあっても力を信じてご指導下さいました房仙先生、光孝先生。
そして共に作り上げる喜びを感じ合い、フォローし合えた大切な仲間の皆さん。
4日間、本当にお世話になりました。