韓国行ってきた | みょうてんのブログだべや

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札幌在住の体重90キログラム超、メタボの中のメタボ中年ドラマー「みょうてん」のブログでございます。

行ってきましたよ、韓国。

ただ、僕自身が韓国に全く興味がなく、99.9%が嫁のお守りだったことから、どこに行ってきたか分からないんですねえ。
ソウルの有名所を行ってきたのは確かだけど、例えば、「ススキノ行ったでや」とか、「琴似で泊ってよ」とか、そういう地名を全く覚えてないんですね。

おまけに、嫁がカタコトながらも韓国語を話せるし、僕は韓国語の挨拶すら知らないから、会話の全てを嫁に任せ、僕はその後ろからニコニコして「どーもー」って頭を下げてただけでしたね。

そんでも、それまで韓国のことは、好きか嫌いかで言えば、嫌いだったんだけれども、何となく好きになっちゃいましたね。


今回のツアーは空港の行き帰りにガイドさんがいるだけで、あとは全くのフリー。
そんで、嫁が3回目だし、もう何週間もかけてガイドブックを調べ尽くしていたので、移動のほとんどが地下鉄、バスでしたね。
タクシーは一回だけ乗ったかな。

んで、地下鉄に乗って思ったんだけど、韓国の人は座るとこに隙間があると、どんどん座ってくる。
そんで、隣の人と密着しても気にしない。

最初はこれがイヤでね。
「なんだコイツら」
って思ってた。

したけど、何回か地下鉄に乗っているうちにその気持ちが変わってきた。

僕らは日本人だから、そんな少しの隙間くらいでは座らないんだけど、そうやって立っていると
「ここに座りなさい」
って言ってくる。

また、2人で乗った時に、ひとりが座って、もうひとりがその前に立っているとするでしょ。
そんで、その隣の隣が空いたとするでしょ。
すると、隣の人が何も言わず横にずれてくれる。
「二人で並んで座りなさい」
ってことなんだよね。

そんで、これで感心しただけじゃだめでね、まだあるんだ。

二人で並んで立っていた時、横の席が二つ空いたんだよね。
したっけ、僕の前に座っていた二人組のおばちゃんが、2人分横にずれてくれたんだよね。
そんで、僕らはそれまでおばちゃんが座っていた席に座る。
これはさあ、オバチャン達が降りやすいようにドアの近くに勝手にずれたと思ったんだけど、違うんだよね。
だって、オバチャン達、降りないんだも。

譲り合うってのがなんの躊躇もなく自然にパッパとできるんだよね。
ちょっとビックリして、それから周りを良く見てたんだけど、やっぱそうなんだよね。

だけど、スマホはガンガン使う。
着信音はなるし、こっちから平気で電話かけてるしだも。

そういう落差はあれども、何回も乗っているうちに、何か微笑ましくなりましね。



ガイドさんなしで移動してたから、結構道に迷ったんだけど、その辺の人に訪ねると、ビックリするくらいニコニコして丁寧に教えてくれる。
それで通じなかったら、その場所まで連れて行ってくれる。

おまわりさんが誘導してくれたのには恐縮しちゃったも。



韓国とは微妙な問題はあるし、それがために悪い印象しかなかったけど、案外そうでもないんだなって思った。
それでコロっと180度変わるってことはないけれども、少なくともいきなりケンカ腰でのぞむってことはなくなりましたね。

正直、楽しかったです。


写真、結構撮ってきたし、まだ書き足りないんで、まあ、自分の思い出のためにヒマができたらこれから書いていこうと思います。