経皮経肝胆道ドレナージ 1 | みおすたちんのブログ

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今筋トレ休止中のがん患者の記録

さて、では続きを。

徐々に黄疸の数値が上昇=肝内の胆管が拡張してきている、って事になります。
主治医は、何度かエコーで定期的に胆管の太さをチェックしてました。
2度目のエコー検査が終わった後、今後の治療方針と、その方法の説明がされました。

まず、今最も重要なのは黄疸を下げること。
その為には、肝臓内で逃げ場のない胆汁を、外に出してやる必要がある。今の状況では、自然に流れ出ることは無いので、肝臓内の胆管に直接外側からチューブを留置して、肝臓内の胆汁を体外に排出する他無い。

ってことだったんですが、どうにも中々胆管の拡張が進まない。

とは言え、ここで時間ばかり取られてしまっては、再発した癌に対する対策が全く取れず、まずい事態になりかねない。

場合によっては、ぎりぎりの判断を迫られるが、安全な範囲に拡張するまで待たずに、ドレナージを行う可能性もありえる。

この術式を行う時のリスクとして、肝臓自体は、血の塊のような臓器なので、刺す部分がずれたり、歪んだりすれば、出血もあり得る。

ってな説明を受けとりました。

この頃も、もちろん絶食は続いていたわけですが、もうなんというか、悟りでも開いたかそれとも枯れたのか、以前ほど
「あー、なんか食いたーい!」ってのが薄まってきましたね。
それでもTVなんかでグルメ番組なんかをやってると、ついつい見たりして、その時は「良いなあ・・・」なんて思ったりするんですが、番組が終わるとそれもすぐ消える。
ひたすら一ヶ月以上、水、お茶、ガム、時々飴。

この絶食期間で、体重が15k落ちました。
ま、太ってるくらいだったんで、ちょうど良かったんですけどね。ハッハッハ。