住宅瑕疵担保責任保険(まもりすまい保険) | Yoshitsugu Miura architect -大阪市西区の建築設計事務所-

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大阪の建築設計事務所のの日常です

いい天気!!

青空に白い雲がくっきりです

 

当建築事務所で設計した住宅が明石市で施工中です

本日、まもりすまい保険の基礎配筋検査

 

まもりすまい保険とは住宅瑕疵担保責任保険のことで

建設業者や宅地建物取引業者が、倒産などによって住宅の瑕疵担保責任を負うことができなくなった場合、

10年間に限り、その業者の代わりに住宅取得者に対し、補修にかかった費用につき保険金が支払われるという保険です

 

建築主が依頼した住宅施工業者や不動産屋が倒産した場合でも

主に雨漏りや構造などに関わる重大な欠陥に対しては、

公的に指定を受けた住宅保証機構が代わって、建築主に対して直接保証しようということなのです

 

10年ぐらい前に建設業者あるいは宅地建物取引業者が加入を義務付けられました

ハウスメーカーなど、一部の業者は法務局へ資金を供託することで免除される場合もあるのですけどね

 

保証の範囲は、雨漏りと構造の範囲に限られるので

構造のゆがみなどによらない水回りや、仕上げ、外観などの欠陥に対しては適応されません

 

建築基準法の審査、検査とは別に、図面の審査の他、基礎配筋、建て方の現場検査が行われます

一般的な木造2階建ての住宅であれば基準法の中間検査は建て方のみという自治体が多いので

瑕疵担保責任保険のほうが基礎配筋検査の一回分多くなることになります

 

 

その保険の検査も終わり、今ある基礎の型枠を見ながら、

少し離れた所からまだ建っていない住宅のデザインを想像します

計画した図面を確認しながら、メインで見えてくる角度からの見え方を想像

右隣りにはおそらく家が建つでしょうね

 

 

そして最後に配筋の最終確認

人通行部分の開口補強をチェックして

スケールを当てて施工写真を撮影

翌日からコンクリートを打ちますから、見えるうちに記録を残しておきます

 

ざっくりとした説明でしたが

まもりすまい保険も含めて住宅の設計、建築に関する疑問があれば連絡いただければお応えいたします!

 

myura@asahinet.jp

Yoshitsugu Miura A.O.