浄真寺、通称「九品仏」の境内には、天狗の足跡のついた大きな石、流れ星が落ちたといわれている深い井戸、おおきくて真っ赤な仁王さま、人の舌をペンチみたいなもので抜こうとする閻魔大王･･･。昔話の舞台がそっくりそのまま飛び出してきたようなお寺だった（抜粋）、そうです。
本の中では、ご本尊の阿弥陀如来像が三つの阿弥陀堂に三体ずつ安置されていて、あわせて九つの仏像があるから「九品仏」というと教わったとあります。
皆さんと一緒に参詣してみたいお寺です。
実は、浄土宗や浄土真宗では、下品下生から上品上生まで人間の生き方が九つに格付けされています。
しかし、どんな生き方をしている人であっても、阿弥陀仏に帰依することで極楽浄土に生まれることのできる教えがあります。
黒柳徹子さんが、戦中に青森へ疎開しカトリックの女学校で学び女優になるまでのエピソードが綴られた人生を鑑みる楽しい一冊です･･･｡
