優しい思いやりのある人間でありたい、と話すXさん。
自ら公言するように、彼女は他者を大切にしたいといつも心がけています。
しかし、それは自分のやりたい事でもあります。
例えば、美味しいものを食べて欲しいと手料理を振る舞う母親としては理想的な姿です。また、夫のためにと仕事のお手伝いを買って出ます。
それは、自己満足を求めているだけかもと気付きました。確かにお相手にとってはありがたいことに違いありません。
彼女は、他者の幸せを忘れていたのです。
お相手が本当は何を望んでいるのか分からないからです。
他者の幸せを祈ることは難しいことです。
あなたの思いやりや優しさが、他者を幸福にすることでありますように・・・。