櫻葉ではなく、相櫻です(>_<)

BL的表現あり。これは素人自己満足のために書く妄想小説です!!実際のものとは一切関係がありません汗。

大丈夫な方のみ、前へお進みくださいm(_ _)m







みんなでモグモグタイムの巻♪




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二宮のおばちゃんには作ってもらってて、ホントに申し訳ないんだけど。

オレ、今日のお弁当の味が分からないかも。


「んまぁーい」

「卵焼き、甘過ぎない?」

「ううん、ちょうどいいよ!いつも通り」

「そう、よかった」

「………」


目の前で繰り広げられてる先輩2人の世界。

長年連れ添うおしどり夫婦みたいで、気持ちがモヤモヤする。


さっき大野先輩は櫻井先輩と味の好みがとっても合うっていう話をしてた。


(しょおくんの体は俺のご飯で出来てるんだよ~)

(あはは。違いねぇ)


あの会話にもモヤモヤしちゃって、あ~……ご飯に集中出来ないよぉ……


「うんまぁ……」

「……」


でもそれ以上に。

先輩の食べてる姿がもう何て言うか、可愛くて。


だってさっきからリスみたいにほっぺたをおっきく膨らませてとーっても美味しそうに食べるんだもん。

こんなの、料理作ってる人からしたら幸せな反応だよね。

いちいち目を輝かせて歓声をあげて、足をばたつかせて、『美味しい』を身体中で表現してて。

きっと……大野先輩のご飯はとっても美味しいんだって思う。


とその時。


「相葉くん、食べないの?」

「えっ?」

「だってお箸進んでないから……相葉くんのも美味しそうだね」


櫻井先輩に不意に話しかけられただけでもびっくりなのに、無邪気ににっこり笑われて、オレの頭は一気にパニック。


「え、あ、あの……じゃ、じゃあ食べます?」


咄嗟に出た。そしたら先輩は一瞬目を丸くした後、


「え?いいの?」

「どうぞ……」

「じゃあ遠慮なく」


櫻井先輩が取ったのはコロッケ。大きな口でパクつく一部始終をオレは見逃さないようにした。


「うーんまぁい!」

「………」


たちまち目を細めて、すごく幸せそうな笑顔になる。

春の木漏れ日みたいにキラキラ。

春の天気のように何だかフワフワ。


目が離せない。

もうどうしたらいいだろ……

恋し過ぎちゃう……



その後も、オレのお弁当からはマカロニサラダとグラタンを、カズくんのお弁当からもおかずを2品ぐらい頂戴して、櫻井先輩はホントに満足気だった。

もちろん、大野先輩のお弁当を一番しっかり食べてもいたけど。


その度に笑顔が爆発させてて、ほっぺをパンパンにしてる先輩がずーっとオレの目の前にあって。


オレは動悸が激しくなりすぎて、死んじゃうんじゃないかって本気で思った。






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こっちもちょいちょいお山がこんにちはしてますね……