櫻葉ではなく、相櫻です(>_<)
BL的表現あり。これは素人が自己満足のために書く妄想小説です!!実際のものとは一切関係がありません汗。
大丈夫な方のみ、前へお進みくださいm(_ _)m
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松本先生が使っている職員室は第一職員室。
職員室の中では一番前にある。
「失礼しましたー」
松本先生のお話が終わって、扉を閉めたところでオレは声をかけられた。
「相葉ちゃん」
「あ、大野先輩」
ニコニコ笑いながらこっちに歩いてくる先輩を見ると、一番奥の第三職員室からちょうど出てきたところだったみたい。
第三職員室は三年生の担任の先生が多くいるところって、そういえば誰か言ってたな。
「ここで何してるの?」
「オレ明日から早速日直で、松本先生に聞いてたんです」
「あ、担任、松本さんなんだ?あの人、うちの顧問なの知ってる?」
「はい!知ってます!」
入学式の次の日にまで櫻井先輩に会いに弓道場へ押し掛けた所で、先生に出くわしたから。
……なんて言わなくてもいっか。
よく見ると、大野先輩の手にも日誌らしいものがある。
「先輩も日直?」
「そ。だから俺も日誌取りに来たの。めんどくせぇけどな。でも、いいタイミングでよかった」
「どうしたんですか?」
「この後、弓道場で練習って思ってたんだけど、女子弓道部が1日使うらしくて……」
「えっ!!」
廊下にオレの声が響いて、通りすがりの生徒や先生がオレを見る。
……ガックリ肩を落とす。
じゃあオレ、櫻井先輩に今日会えないの?
ガーン。せっかく楽しみにしてたのに……。
「あ、相葉ちゃん。落ち込まないで?」
慌てた様子の大野先輩が声をかけてきた。
「練習はしないけど、ミーティングはするから。食堂でご飯食べもってでいいかな?」
「え……あ、はい!もちろん!」
やった!
オレはとっても嬉しくて笑顔になる。
大野先輩はそんなオレを見て、にっこり笑った。
「フフフ……元気になった?」
「えっ?」
「いや別に。あ、そうだ。クラス違ってんの知ってるけど、二宮にも言っておいてくれる?」
「はい、わかりました」
「じゃあまた後でね」
そう言って手を振って、大野先輩は行ってしまった。
カズくんに知らせようとスマホを出そうとして、一応学校内でのスマホは使用禁止になっていたことを思い出したオレは、トイレに駆け込んで、カズくんにショートメッセージを送った。
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『花』なんですが、文章が思い付かなくてしばらく書けなかったんですけど、