先日、ずっと行ってみたかった隧道にやっと行けたので、御朱印も紹介したいところではありますが隧道を先に紹介しちゃいます。



その隧道は、兵庫県の猪名川町にある、林田隧道です。
津坂隧道と呼ばれることもあるそうです。
通称、くろまんぷ、というそうです。

いくつかのサイトで見かけて、わりと近所だし、行ってみたい…と思っておりました。


そして、ついに行く機会が!!




ものすごい細い山道の途中にあるということで、そこも楽しみにしていたのですが…

確かにすごい道でしたが…
必死すぎて、写真は撮れておりませんアセアセ

隧道を抜けた先の道だけ撮っているのですが、伝わりにくい…


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木津方面から入ったのですが、もっと狭い道が続いており、ヘアピンカーブが数カ所ありました。
これがかつての県道だったというから、すごい…(現在は町道とのこと)



しかし、そんなカーブを抜けた先に…



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出ました!!!

林田隧道!!!!!


こちらの坑口は、ボックスカルバートにて拡張されております。

もともとこの林田隧道は、明治期のうまれで、総切石造りというすごい隧道でした。
拡張や補修はかなりされているものの、今でも現役とはすごいですキラキラ

かなり低い隧道のため、2メートルの高さ制限が。
この山道の双方の入り口に、この先トンネルがあるため2メートル以上の車は入れません!!県道に迂回してください!!と目立つ字で書かれた看板がありました(撮影忘れました…)
ここで引き返すことになったら、なかなか悲しいです。



そして、そうです。もっとの魅力的なのはその内部。



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なんていう勾配&ウネウネ感!!!!!


なんて素敵なんだ!!!!!



どうも、こんなウネウネな理由は、一番初めは素掘りだったからのようです。



そして、少し進むと、明治期の石積みが残っております。


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うーん、いいですねぇ。。

現役なので、照明がピカピカなのもまた良いですね。頑張っている感じです。
そのため、歴史ある隧道にありがちな、怖い感じはありません。


車で通り抜けました。


そして、林田側坑口へ。



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おおー!!!!!

こちらは、石積みそのままです!!!
こっちはこっちで素敵です!!!!!

そして、奥が見えないのがまた良いですねぇ。。
なかなかの勾配っぷりが感じられます。



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坑口と山が一体化してる感じも良いですね。
扁額などは、両坑口ともありませんでした。


少しだけ中にも石積みが残っています。



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もう少し中に入ると、補修の跡が。
なんという補修方法かわかりませんが…



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堪能した後、山道を下りました。

林田隧道は、近代土木遺産Bランクに認定されているそうです。
いやぁ、ウネウネ感がたまりませんでした。。

山道を下るときに、犬の散歩中のおじいさんとすれ違いました。きっと、おじいさんは愛犬と一緒に林田隧道を通ったことでしょう。
今でも現役、地元の人たちに利用されている、明治生まれの隧道、本当に魅力的ですね。