【前回のあらすじ】
身延駅周辺の探訪を終え、次なる目的地は「セルバみのぶ店」。ここに無事着けば「ゆるくないスタンプラリー」(四尾連湖を除けば)コンプリートとになる。その最寄駅となる、身延線波高島駅に向かっていた…。
5月20日 日曜日 13:57
身延線 波高島駅
JR東海、身延線 波高島駅に到着、したと思った。
しかし想定外なことに、そこに誰も居なかった。
無人駅なので駅員は勿論居ない。更に、ホームに立つ客も私しか居なかった。何だこれは。思った以上に過疎っていて驚くな。電車の本数も少ないし、田舎って恐ろしい。
後でWikipediaを見て知ったが、この波高島駅の1日平均利用者数は38人のこと。こりゃ衝撃だが、これを下回る駅もこの日本中に無数にあるという事を忘れてはならない。
さて、この波高島駅、付近に何かある様子はない。目的地のセルバみのぶ店も、駅ビルのように駅近くにある訳ではない。
駅舎と駅前のトイレは綺麗だったが、それ以外は特に何もない。
目的地のセルバみのぶ店までは徒歩で向かう。
ん………。
セルバみのぶ店までの所要時間は、徒歩37分である。
え"え"え"え"ェ"………!!!
変な声が出てしまいそうだが、これが紛れもない事実。セルバみのぶ店まで「歩く」以外の手段はない。この時間にはバスも無い。
とりあえず、広々とした誰も居ない道を歩き出すのであった。
ここを右に行くと本栖湖へ行けてしまうんですねぇ…。そこまで帰ってしまおうか?
約30分後…
何かの看板が見えてきた、あれが目的地の「セルバみのぶ店」なのではないか?違うかなぁ…。
そんな安易な希望を抱いていた。
見たらよく分かる通り、「コメリ」とかいう全く別の店の看板だったが、目的地に近付いていることの証でもあった。
さらに数分歩くこと、建物が見えてきた。そうだ。これが目的地のセルバみのぶ店だ。
出発してからおよそ32分で、到着。予定より数分早かったな。早く休みたかった事から、スピードだけは緩めていなかった。本当に歩けば歩ける人間だ、私は。
かなり疲れたので、お昼ご飯でも買って食べよう。団子とみのぶまんじゅうを食べたといえ、かなり腹が減っているからな。
お店の中に入る。とりあえずお茶だお茶。
いいスーパーは500mlのお茶が59円で売ってるんだ。きっとあるでしょ。
結局、59円のお茶は無かったが、お茶をカゴの中に。
さらに、あるモノに目をつけた。
「メンチカツ」である。
-ゆるキャン△にも登場したメンチカツ-
そうだ。メンチカツだ。作中でなでしこはここでメンチカツを買ってたんだ。
1個100円というお安いメンチカツを2つも透明のケースに詰め込み、カゴの中に入れた。2つも買ってしまったことを数時間後に後悔するのだが、空腹という欲望には勝てなかった。
箸を貰い忘れたので、素手でメンチカツを掴んだ。行儀がよくなく、周囲の客に迷惑をかけてしまったと思った。本当に申し訳ないです。
他にも色々散策した。
すごいなぁ。「ゆるキャン△」グッズコーナーもあるぞ。
アニメ柄のタペストリーを堂々と販売しているスーパーマーケットは初めて見た。これは珍しいぞ。
スタンプラリーのスタンプを回収。今日中のスタンプノルマを達成した。これにより、四尾連湖を除く全てのスタンプを確保した。
とりあえず、時間も迫っていたので波高島駅まで徒歩で戻ることに。足が棒になってもやるしかない。
1日平均利用者数38人の駅から徒歩37分歩いてスーパーへ行き、また37分歩いて帰るという過酷なおつかいをしたことがある人はどれだけ居るだろうか?
都会では殆ど無いだろうが、田舎のおつかいはこの程度が当たり前。田舎というものの辛さを改めて実感した、そんな経験となった。
スタンプラリーのスタンプは集めましたが、この旅はまだまだ続きます。どうぞ、よろしくおねがいします。










