5月20日 日曜日 18時頃
この旅では、内船駅→身延駅→波高島駅→甲斐常葉駅と身延線の駅を4つも巡った。空が暗くなり、帰る時間も近付いている。そんな中、私は今、JR身延線で甲府まで向かっていた…。
まだ帰らないのか…と思ってしまうだろう。
読者の皆さんは完全に忘れているかもしれないが、この旅に「復路」はない。
この旅で使っている切符は一枚。同じ駅を2度通ってはいけないという決まりがある。
行きは東海道本線で三島や富士を経由したが、ここからは甲府経由で戻るのだ。これはただの縛りではない。一応、甲府へ向かっている理由は他にもいくつかある。
内船駅から身延山、セルバみのぶ店やら色々巡ったなあと思い出す。
メンチカツを買いすぎて絵馬を書けなかったなぁ、残念だなぁと思い出す。
やり残した事があるとすれば、、、。
山梨名物といえば何?
信玄餅?
しまりんだんご?
いや、もう1つある。
「ほうとう」である。
ほうとう(餺飥)は、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理。
基本的には小麦粉を練りざっくりと切った太くて長い麺を、カボチャなど野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込み、熱いうちに提供される料理の一種である。(wikipediaより引用)
2大山梨名物といえば「信玄餅」と「ほうとう」だろう!
ゆるキャン△の作中にも登場した、山梨県の名物として親しまれている食べ物である。
そんな訳で、最後に夕食としてほうとうを食べようかと検討していた。甲府駅周辺のほうとうの専門店が有るかネットで探す。甲府での乗り換え時間は30分しか無いが、間に合うだろうと信じ込んでいた。
しかし、反対方面(富士方面)の列車が遅れている関係で、この甲府行き列車も約7分遅れていた。何度も言うが、身延線は単線なので、反対側の列車が遅れればこちらの電車も必然的に遅れてしまうのだ。
ほうとうを食べる時間がますます少なくなってくる。
甲府に着いたのは19:20頃。乗り換え時間は残り20分。正直、ほうとうを食べる時間はあまり無いと確信していた。
甲府からの中央本線は30〜40分に1本はあるだろうから、次の列車にすれば良いのでは?と思われがちだ。しかし、今回だけはそれが出来ない。
この後、スーパーあずさ号に乗るのだ。2017年12月に中央本線特急に新しくデビューしたE353系である。この為に1週間前から特急券を確保していた。これを捨てる訳にはいかない。
①スーパーあずさE353系を選ぶか、
②ほうとうを選ぶか…。
③無理矢理でも短時間でほうとうを食べて、急いでE353に乗り込むか…。
ここで、私が選んだ策はどれでもない。E353に乗れて、ほうとうを食べられて、急がなくても良い。そんな策があったのだ。
それは何かといえば、近くの売店でほうとう麺が600円程度で売っていたので買った。それだけである。
更に、スーパーあずさ内で食べる夕食の駅弁も購入。
とりあえず時間を使い、買うものを買いきった。
そして、定刻通りに甲府駅ホームへ行く。
ところが、そのスーパーあずさ号も遅延しているようだった。あららぁ。これは失敗だなぁ。ほうとう食べてくれば良かったぁ、と反省してしまった。
スーパーあずさ号は定刻より約5分遅れて甲府駅に到着。自由席は満席のようで立ち客も居る様子だった。指定席を確保して正解だったようだ。
甲府駅を出ると、次の停車駅は八王子。大月や石和温泉といった駅には停車せず、ノンストップで東京まで向かう。八王子までの乗車時間は約50分。
混雑する車内で弁当を食う。母が私の為に夕食を用意していると知らずに。
後日、ほうとう麺は調理して食べた。焦がしたけど美味しかった。
本当はほうとう専門店で食べたかったけど。
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【あとがき】
ここまで見ていただきありがとうございます。
この旅の反省としては、
・ゆるキャン△聖地としても有名な四尾連湖を巡れなかったこと。
・あまりにも徒歩距離が長かったこと。
これに尽きます。
田舎の聖地巡礼の際には自動車で移動する事を勧めます。電車もバスも殆どありません。ただし、駐車場の有無には気を付けましょう。
ゆるキャン△というコンテンツがこれからも広まっていくことを祈っております。
完結まで長くなってしまいましたが、
この「『ゆるキャン△』の舞台を巡るゆるくない旅」はこれで一旦終了です。
また、何か聖地巡礼をすれば、シリーズものにして、ここに書いていきたいなと思っております。
ありがとうございました。




