私の好きなゲームはポケットモンスター(ポケモン)である。
今までプレイしてきたゲームの中でも、ポケモンは特に好きである。
第4世代(ダイヤモンド・パール)と、第5世代(ブラック・ホワイト)の頃は、母親に買ってもらったニンテンドーDSでプレイしていた。この頃は制限時間も決められていたため、長時間プレイすることはあまりなかった。
2013年。ポケモンシリーズ第6世代となるポケモンX・Yがニンテンドー3DSソフトとして登場した。
しかし当時は3DS本体を持っていなく、X・Y発売から時間が過ぎても、3DSを購入するか・しないかで迷っていた。
「ポケモンの為だけに3DSを買いたい!」と母親にねだるのも難しかっただろう。「大人になってもポケモンするのか」と母親に思われるのが個人的に嫌だったのかもしれない。更に、昔よりゲームに関するルールが厳しくなったのも事実だった。
そんな理由から、私は母親に黙って3DSを買った。見つかったら終わりだと思った。見つかったらそこで試合終了だと思った。
母親に見つからないためにも幾つか対策を練った。1つ目は、「この事は家族の誰にも話さない」これは当たり前だろう。もう1つは隠し場所だったが、机の中に隠しても駄目だと思った。そこで選んだのが、部屋にひっそり隠されていたいたガラクタ箱である。5年くらい誰も触っていない感じのガラクタ箱だった。この「ガラクタ箱の中に隠しておく」のを2つ目の対策とした。
ガラクタ箱には蓋があり、勿論蓋を開けないと中が見えない。設置場所の関係で蓋は開け辛かったが、3DSをこっそり取り出すための隙間みたいなものがあり、ここから容易に取り出し、収納することができた。
それから、中古ゲーム屋でポケモンYを買ってプレイした。危く見つかりそうな時もあったが、3DSも故障はなく順調。2014年発売のポケモンオメガルビーや、つい最近発売されたポケモンサンも購入してプレイした。
こうして母親に黙り続ける日々も、あっという間に3年が経過していたのだった…。
だが、しかし.......
2017年1月下旬、突然事件は起こった。
いつも定位置にあったガラクタ箱が消えていたのである。
これはマズい。マズイと思った。3年間も箱の中で保っていた3DSが…。箱の中に入っていたY・オメガルビー・サンのゲームソフトが…。しかし、母親は3DSの事をまだ知らない様子。ガラクタ箱を誰かが移動させたと推定し、私は探しまわった。けど、見つからない。
捨てられたのか?
いや、箱の中を確認しないまま捨てるのはどう考えてもおかしい。。なぜよ。。。 そんな事を考えても箱は見つからないまま。
そこで、私は勇気を出して母親に聞いてみたのである。
「あれね、あの箱ね。ホコリまみれだから、汚いから捨てちゃった。箱の中も汚そうだったから、確認しないまま、燃えるゴミとして捨てちゃった」
見つかったら終わりだと思ってた。見つかったらそこで試合終了だと思ってた。
でも、見つからないまま試合終了になるとは一切思っていなかったのである。
多くの時間と金をかけて作った仮想世界は、一瞬にして消え去った。
母親に告げられた時はあっそ気分だったが、ゲッコウガと、アシレーヌと旅をした思い出がよみがえった。育て屋を何十周も駆け回った思い出がよみがえった。いつの間にか泣きそうになっていた。
またサンムーンを買うか、それとも次回作から再開するのか、永久に封印するのか、その点は決めていないが、しばらくはポケモンがプレイ出来ないのは確かだろう。また、次にポケモンを買う時は何が何でも母親に許可を貰ってから買う。これも確かだろう。
諦めたら終わりである。諦めたらそこで試合終了である。
でも、諦めないまま試合終了するケースも、有り得るのだ。。
人生において、想定していなかった理由・不運で失敗する事は多い。気をつけろよ。