皆さんは、
「誰も教えてくれないだろうけど、いつまで経っても解らないだろうけど、これは何故だろう?」
こんな感じで疑問に思ったことは無いだろうか?
例えば、
・人間はどうして産まれるのだろう?
とか、
・わたしはどうして産まれてきたのだろう?
とか、
・この地球は誰の手によって作られたのだろう?
とか。
こんな感じで、いつまで経っても理解できそうにない疑問を、人間は1つは持ってる筈だ。
私は、0~3歳頃の、赤子の頃の記憶が全くなかった。2歳の時以前は愛知県の小さなマンションに住んでいたみたいだが、そんな事は一切知らなかった。わたしがどの様にして産まれてきたかも、知らなかった。このような事から、赤子の記憶が残っていないこの異変を、自身の"障害"かと思い込んでいた。ずっと、そう思っていた。そう、最近までは…
私は、とある本を読んで、このいつまで経っても理解できそうでない疑問を一瞬で解明させたのである…。
その答えとは、「幼児期健忘」だった。
幼児期健忘とは、幼児期の記憶がなくなる症状のことである。 一般に3歳以前の記憶であれば、記憶として残りにくい。
はっきりした原因はわかっていないが、幼児期の学習能力が未熟であり、記憶をうまく固着できないという説と、記憶を貯蔵した神経ネットワークが後に発達したものに上書きされて、当時の記憶を思い出せないという説がある。
この謎がわかって本当にスッキリした。小学生の頃から疑問に思っていた。10年悩んでたんだぞ。人生の7不思議に入ってもおかしくない程度の謎だぞ。
では、この謎を解明させるきっかけとなったとある本とは何だったのか?
この本は泣けるほど面白いので、Amazonのリンクでも貼っておこう。是非読んでみるといいよ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0728C6NT3/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_qDkxzbMCSZAA5
マンガ?という驚きもあるかもしれないが、そう、マンガである。
『約束のネバーランド』という集英社・週刊少年ジャンプにて連載中のマンガである。このマンガでこの幼児期健忘が取り上げられていたのだが、”幼児期健忘”とネットで検索するとこのマンガの感想記事などがよく出てくる。それほど知名度の低い謎だったという訳だ。
本作に登場するレイという人物が、珍しく幼児期健忘の発生しない人間であり(4巻28話参照)、胎児の頃からの記憶を持ち、その記憶を手掛かりに箱庭の謎を暴いていくという"脱獄ファンタジー"である。
あらすじ、もっと的確に言うと、
GFハウスという孤児院に預けられた子供達。子供達は特殊なテストにより育てあげ、6~12歳までの間に里親の元へと送り続けていた。のだが、里親に送られるはずのコニーが食肉として出荷される瞬間を二人の子供、エマとノーマンは目撃する。そこから「鬼」の存在を知った二人は、リアリストで博識なレイのほか、ドン、ギルダを仲間に引き入れ、ハウスから脱獄することを決意する。
脱獄ファンタジーという珍しいジャンルなのだが、たぶんサスペンスに近い。
死を題材にするマンガは山のように多いのだが、仲間を大切にしようとする子供達の”友情”、どうすれば脱獄を成功出来るのかと必死に考える”努力”、そして努力の先に見えるのが”勝利”。これが少年ジャンプの新しい形であると実感。
ただのサスペンスマンガかと思いきや、4巻でさらに不意打ちをくらった。仲間をを大切にしようとするその友情に感動してくる。本当にこのマンガは素晴らしい。濃密な内容を考える原作、独特の世界観を描き出す作画。どちらも才能の塊である。
アニメになってない作品で、こんなにハマったのは初めてだ。この先アニメ化でブーストがかかっても、アニメ化に失敗しても、アニメ化を実現できなくても、衝撃の実写化でコケても、最後まで読み続けたい。そう思うようになった。
いや、10年越しの謎とかどうでもいいから、マンガのレビューがしたかっただけなのよ。
とにかく、読んでみるといいよ。



