こんばんは、
洋服から帽子、バッグ、アクセサリーまでなんでも製作、トータルで己をプロデュースする、作家志望の迷えるアラフィフ、myonです。ちょっとヘンテコな物が大好きです。

今日娘が結婚しました。

それはさておき、見てください、このお袖を⬇




こちらは、6センチ幅の長~いボウを左右振り分けるように折り畳んでお袖にしています。横から見ると


こんな感じです。(見やすいように(かわいい息子が)両端を引っ張ってます)。奥にタブが見えますね、これで袖の中心を束ねると、よりリボンっぽくなります。どっちにもできるようにタブと肩先にスナップつけましたチョキ


この写真じゃ、あんまりよく分かんないな。
横からの方がリボンっぽいのが分かりやすいけど、写真撮るの忘れました^^;
このデザインには物語がありまして。ある日、夏のバーベキューの思い出ビデオを家族で見ておりました。親戚も集まり楽しそうです。すると、見知らぬ女が一人混じっており、女の背中は豊かに脂肪を蓄えてるように見えましたが、それよりも豊かなのは、その二の腕でした。それを見せつけるようにノースリーブを着るふてぶてしさも垣間見れ。そして、その女は図々しく周りの者たちに指図して我が物顔でバーベキューの輪の中に。しかも、あろうことか、その不必要にも太い二の腕をふるい、私の子供達の頭をはたいたではありませんか。私は驚きと怒りで叫びました
「誰じゃぁ~、このミットもないキャッチャーは」でなくて、「この女はっ?!」

もうお分かりですね
はい、それ、わ、た、し。うふっ

そう言うわけで、それ以来ノースリーブは封印しました。でもノースリーブのブラウスって、この上なく可愛いですよね。それで、myonはこのデザインを考えたのです。垂れ下がるボウのお袖が前後から二の腕に被さって、二の腕のエッジをうやむやにしてくれるんです。スゴい、これは何かスゴい賞(課題: 表現力!)をもらってもおかしくない発明だ!(←それを特許という)

myonはフィメール(洋裁雑誌。季刊紙でコットンフレンドの前身?)の気に入った洋服の囲み製図をいくつか作って持っています。全部そっくり製図するというわけではなくて、異常に狭い肩幅となで肩や標準より乏しい胸なんかを減算したりしてひいたものです。
文化服装学園に通ったという母に子供の頃に教わっただけの知識でやってます。それでも、大人になってパターンのレッスンに行くと、ずいぶん多くの事を母に教わっていたんだな、と実感すること多いです。原型からのひき方も教わっておけばよかったけど、それには私が幼すぎたんですね。

それで、そのいくつかのパターンを、ああでもない、こうでもないといじくり倒して洋服を作ります。販売することもあるのでMサイズの線も赤鉛筆でひいてあります。
滅多に既製服は買わないけれど、パターンがどんなことになっちゃってるのか知りたくて我慢できずに買うこともあります。それを散々舐め回して食べちゃうわけ。

今度、そんな風に仕立てた服を載せるので見てくださいね~。

おっと、トルソーの後ろ姿を忘れていました。
と、載せようと思ったら、撮影してなかったわ~、あははー

myonはこれから原型からの製図を勉強するっ。勤めもあるので、ゆっくり受けられるレッスンあったら教えて下さいねー。

という訳で、また話長くなってしまってすみません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
では~