それから1〜2ヶ月、とにかく色々やってみた。色々作っては自分で焼き、釉薬もネットで色々買ってみて、色々試し、絵付けしてみたり、訳もわからぬままほぼほぼ我流で、本を読んだり、ネットを見たりしながらだ。

教室の先生は特別何を指導すると言うこともなく、「何を作りたいですか?」と聞いて、ちゃちゃっと簡単にみてくれる程度で、私が自分で色々やるうちには、「もう、何も教える事ないよ…何かわからないことがある時だけくれば良い」なんて言い出すくらいだった。大体先生自体あまりろくろには興味がないのかもしれなかった。

タタラ作りも教えてくださったが、本に書いてあるようなものとはかなり違ってひどくめんどくさいやり方で、一度やったら嫌になってしまった。

土練りなんかはほぼやらないし、一度、本で見た菊煉のやり方を教えて下さいと言ったが、全然要領を得ず、多分先生もあまりやった事ないのかもしれないと言う感じだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、すごく人の良い人で「このヘラ良いですね」と言えばそのヘラをくれ、お皿作るのに出して来てくれたカメ板も、「これ良いですね」と言うとたくさんあるからと1セットくれた。また還元焼成を試してみたくて、「サヤを使うと良いのかな〜」と聞くと、その辺にあったサヤも「使わないからあげるよ。持ってって良いよ」とくれた。

また、少しのちの話になるが、私が工房として使っている別宅をリホームしている時にもそこで出た畳を廃棄するのを手伝ってくれたり、廃材を捨てるのを手伝ってくれたり、気軽に色々お手伝いしてくださるのだった。

一方、心待ちにしている窯元の方の陶芸コースは秋になっても始まる気配もなく…決まれば告知すると言う事だったインスタグラムを何度チェックしてみてもその気配もなかった。いちど、メッセージを送って聞いてみたが、やはりまだ時間をくださいと言う事だった。

そんなふうに、私の陶芸時間は過ぎていくのだった。