ポール・マッカートニー交友録192人目は「プーチン大統領」
柔道家でもありビートルズファンであることも知られている
ロシア大統領プーチン 今秋の訪日も決まりましたね。
2003年、モスクワ赤の広場で行われたポールのコンサートでは
会場に訪れたプーチン大統領の為に「バック・イン・ザ・USSR」を
アンコールに歌った逸話も残っています。
クレムリンではプーチン大統領とポールの会談が行われるなど
異例の待遇で歓迎されました。
「あの時代、ビートルズは新鮮な空気を吹き込んでくれた。あなた方は私たちが
世界を知るための窓のような存在だった」とプーチン大統領
今ではファーストネーム(ウラジーミル)で話せる仲だとか
昨年ポールは来日公演で日本に滞在中に
ロシアのプーチン大統領へ書簡を送っています。
これは北極海での石油採掘への海上抗議を行った
国際環境保護団体グリーンピースの活動家30人が勾留されたことに対して
「ウラディミール、あなたがこの一件に力を貸してくれたなら、
いくつもの国のたくさんの人たちがあなたに対して大変感謝するはずです。
もちろん、ロシアの裁判所とロシアの大統領府とでは独立した機関であることは
僕も承知しています。でも、あなたの影響力をもってして、
抑留者たちをなんとかして家族のもとに帰すことはできないでしょうか?」
またポールは以前にもプーチン大統領を批判して拘束された
ロシアの女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバーの釈放を
プーチン大統領に求めています。(後に釈放)
冷戦時代の旧ソ連では考えられなかった
赤の広場でのロックコンサート
ソ連の若者は隠れてビートルズを聴いていた様で
プーチン大統領もそのひとり
不良少年だった頃、柔道とビートルズとの出会いが
彼を救ったみたいですね。