2018年度のテーマは、ズバリ音です。
密教瞑想「阿字観」は、音による瞑想法である。
阿字観ご本尊、金色の梵字が阿字。
瞑想する際、
息を腹の底から吐き出す時に、
ア〜〜〜〜〜〜〜〜と声を発声する。
息を出し切って無音になっても
ア〜〜〜
を出し続ける。
「ア」の音を極めるために現在、
在日モンゴル人のお師匠さんにつき、
ホーミー(モンゴルの発声法)を学び、
日々練習している。
ホーミーの発声法は、
喉を絞り込み、
腹から吐き出す空気で、
シャナという振動音を作る。
頭の中に超音波が響き渡る。
日本人が苦手とする
舌の微妙な動きで、
種々様々な音程、振動を出す。
ただし、私の場合、
弊害として耳鳴りが常時なるようになってしまった。
頭の中でピーと常に超音波が鳴り響いている。
嫌な音ではないので、まっいいかと聞き流している。
また、ちゃんと腹式呼吸で音を出さないと、
脳に空気が行かず、
いきなり目眩、
クラクラとして倒れる。
ホーミーは、
人間楽器の異名があるだけの迫力がある。
話は変わるが、
日々の密教行法に1時間かかる。
集中力を保つのにどうするか。
声を上げて行う。
音に集中する。
シャハの振動なら
音、声が
仏の世界まで届く感じがする。
雑念が浮かんでも、
目の前の音に集中する。
皆さんもやって見てくださいね!