○妙乗院の山門です。
徳川家康が「人の一生は重荷を負ひて遠き道をゆくが如し」と言いましたが、
その中でも軽々と坂を上がる人もいれば、ふうふういいながらなかなか進めない人もいます。
人生は心を幸せの側に置くか、不幸せの側に置くかで大きく変わります。
幸せの側に置くとは「執着を捨てる」 ということです。
執着がきついと、車にブレーキをかけつつ坂を登るようなもので、効率が悪く、くたびれて、怒りすら湧いてきます。
そうしてどんどんぬかるみにはまり込んで身動きがとれなくなってしまいます。
執着を捨てることは、そう簡単にできることではありません。
だからこそ「清らかな心で話、また行う」ということを常に心がけなくてはなりません。
そうすることで、余分なものを捨てることができれば、幸せは影のようにあなたに寄り添い、離れることはなくなるでしょう。
○3庭園(光の庭・白の庭・和の庭)が展望できます大正時代建立の書院です。