幽霊画を見ていただくとわかりますが、髪の毛が後ろになびいていて、手が前にあります。


そして足がありません。



    滝行日記                水に流せないことは、滝に流しましょう。       



これは何を表現しているかというと、今に生きていない絵姿なのです。


髪の毛が後ろになびいているのは、いつまでも過去にこだわっている姿です。


手が前にあるのは、未来への不安を描いています。


そして足がないのは、今に生きていない、大地に足がついていない状態を現しています。


このような見方もできます。


生きていても生きていない画なんですね。