1ページで解説 Age of Empires2 HD
STEAM版対応。
元はwindows98時代に流行ったmicrosoft製の戦争ゲームです。
最大8人までプレイ可能。
*2025年1月追記*
AOE2 HD と AOE2 Difinitive Edition の2つがありますが、当ページはHD(旧ver)の方を準拠としています。
DEに使える知識もありますが、基本的に情報が古いと思って下さい。
Difinitive Edition(新ver)は現在もコストやユニットの性能の変更などのバランス調整が行われています。
eスポーツとしての主流に使われるのも(どちらも今でも結構人はいますが)DEの方ではないかと思います。
当ページでは以前からゲームが軽く生々しいドット絵が好きでHDの方をすすめてまいりましたが、最近しばらくDEの方を触った所考えが変わりました。
今はDEの方がおすすめです。
まず、DEの素晴らしい変更点として
畑の自動再建機能があります。従来は資源を先払いしてキュー(待機)に入れる必要がありましたが、DEは畑が枯れたと同時に資源が払われて再建されるのがデフォルトになっています。これはかなりストレスを軽減してくれます。
・自動斥候
斥候に自動で開拓してくれる偵察ボタンが追加されています。
この手の自動操作は基本バカだったり手動でやった方が強かったりが多いですがそんな事はありません。
最初にいる斥候にこのボタンを押すだけで、
①町の中心の外周を開拓する
②町の中心周りの開拓が終わったら敵地を探しに行く(マップの自分と対角線上の端に敵がいるのはある程度決まっています)
③敵地を見つけたら敵の内政地の開拓
④残った部分の開拓
という所までワンボタンで勝手にやってくれるのです。案外漏らしが少なく賢いです。
これも操作負担やストレスが減る他、初心者にもとっつきやすくなったのではないかと思います。
・資源の可視化、内政の割当の可視化
どの資源に何人割当てられているか、人口のうち内政要員が何人か、待機中の町の人は何人かがわかります。
天然資源も減り具合が表示されており、場所移行のタイミングもわかりやすくなりました。
これらは今まで個人的に「ズルい」という考えがありましたが、回数を重ねると絶対にDEの方が快適です。
一方でDEの中華フォントや視覚的な迫力の薄さ、ナレーション・1枚絵の微妙さといった個人的に嫌いな部分はありますが、この辺は宗教でしょう。
他にも
・キャンペーン(歴史ストーリーモード)の難易度が適度
※HDのキャンペーンはAIの異常な強さで死にコンテンツ。
・研究とユニット作成をまとめてキューに入れられる
などやりやすさ、快適さの面でDEは優れています。
初心者がとっつきやすいのはDEの方だと最近考えを改めました。(使用できる国が異常に多いのはとっつきにくいですが)
では、ここから以下本編に入ります。
※DEの場合を紫字で追記しています。
ゲームモードについて
シングルプレイヤー(スタンダードゲーム)
1人用CPU戦。HDはオリジナルAIの難しいに勝てれば中級者です。
※DEではスカーミッシュ。
※DEはAIに種類はありません。
マルチプレイヤー
ネットプレイ。対戦・協力プレイができます。
Enterキーを押すとチャットが出るのでボイチャかチャットで連携を取りながらやりましょう。
マルチの主流は1vs1~4v4。
ステージはマルチではランダムランド(海無しマップから選ばれる)、ユカタン、アラビアが主流です。
海のあるステージは有利不利の幅が大きく、長時間化するため好まれない傾向にあります。
このゲームのネット対戦は基本的に1v1か、3v3以上で各国の得意兵種を出して分担するのが面白いとされています。
味方がフン(騎兵が強い)なら俺はブリトン(弓が強い)で弓出すかーという感じ。
多人数同士の対戦の場合、全員で一国を集中攻撃して1国陥落したら投了という事が多いです。
キャンペーン
史実ストーリーモード。STEAM版は鬼畜AIのせいでゲームになりません。「非常に簡単」レベル推奨。
※DEではまともな難易度です。
AOE2の標準的な世界観となる初見推奨ステージは沿岸、高地、大陸でしょうか。
!!超重要!!
CPUには「AI」と「オリジナルAI」の2種類がありますが、「オリジナルAI」を選びましょう。
「オリジナルAI」は原版と同じ強さですが、steam版の「AI」は何故かとんでもない強さです。
steam版のAIに勝てたら大したものだと思います。
steam版AIは以下の特徴があります。
・弓矢などの飛び道具を個別操作で避ける。
・プレイヤーに合わせて騎士、槍散兵、イーグルラッシュ等多くの戦術を取ってくる。途中で兵種転換してくる。
・町の人が少しでも残っているとすごい速さで復興してくる。戦闘に勝ったら素早く残党狩りをして殺し切りましょう。
・AI1国でオリジナルAI4国に勝つ。
と異常な強さです。
というかSteam版はプレイヤーのAIも敵の周りをグルグル回って攻撃しなかったり畑を優先的に攻撃したりと挙動がおかしいような気がします。
ネット対戦・協力のレギュレーションでは
・ランダムマップ
・人口:200
・他 全て標準設定
が一般的です。
個人的には大陸、沿岸が陸戦も海戦も体験できるのでオススメです。
文明は国ごとに出せる兵種やボーナスが変わります。
←このアイコンを押すと文明ごとのボーナス詳細を見る事ができます。
※DEではテクノロジー系統図という項目で確認できます。
内政について
全て「標準設定」で始めた場合、ゲーム開始時に自軍は
・町の中心(本拠地)が1つ
・町の人(農民)が3人
・斥候(ザコ騎兵)が1体
・食料 200 木材 200 金 100 石 100
を持った状態でスタートします。
このゲームには木材、食料、金、石の4種類の資源があり、これらの組み合わせで内政・軍隊を強化します。
資源を回収したり建物を建てたりできるのは町の人だけです。
一番右にある数字は人口スロットです。
家を一軒建てるごとに「人口の上限」が5増えます。
町の人、兵士、攻城兵器1人につき人口スロットが1必要になります。
人口の上限に達するとユニットの作成がストップするので、人口上限に達する前に家を建てておきましょう。
家が足りなくてユニットの作成が止まるミスを「家事故」といいます。
家の他に町の中心、城を建てた時にも人口の上限が5増えます。
資源について
資源の採取は町の人を選択→資源を右クリックすると資源を取り始めます。
↑採取中の町の人は資源が1ずつ増えていきます。
これが10まで増えると町の中心か採取ポイント(木材なら伐採所といった具合)に自動で運び、到着すると
使用可能な資源としてカウントされます。
採取途中でも採取ポイントや中心をクリックして持っていくと持っている分だけ収める事ができます。
資源を持っている町の人が他の資源を取ろうとすると持っている資源は消えるので注意が必要です。
食料 (F)
全ての基本となる資源です。
町の中心で食料50を使用して町の人を新たに作れるので、町の人をどんどん増やして資源をブーストしましょう。
兵士や自国の強化に必須な研究にも食料を必要とする事が多いです。
採取できるのは 羊、鹿、果実、畑、猪、魚、簗です。
肉の方が採取が少し早くなっています。
苺の近くに粉ひき所を作ると自動的に苺を取り始め、畑を建設できるようになります。
優先度:高
・羊 (マップによっては七面鳥になりますが効果は同じです)
町の中心の周りに中立の羊が4×1、2×2体いるので探しましょう。
近づくと自軍の色が付き動かせるようになるので町の中心に近づけて食べます。
1体につき100の食料になりますが、殺すと自動で減っていく(腐る)ので採取できるのは実質80くらいです。
・畑
粉ひき所を建てた状態で町の人が木60を使って作成できます。
畑1枚あたり町の人1体しか担当できません。
食料を採りつくすと畑が枯れるので作り直す必要があります。(枯れた畑の状態なら町の人を選んで右クリックだけで再建できます)
町の中心の周りか粉ひき所の近くに建てましょう。
粉ひき所をクリックすると畑のアイコンがあり、クリックすると先に資源を使用して枯れた時に再建予約ができます。
序盤から最後まで使うメインの食料獲得手段です。
※DEでは畑の食料を取り尽くすと自動でコストを払って畑が再建されます。
粉ひき所で自動再建ボタンをOFFにすると従来の手動再建になります。
・果実
町の中心に一塊あります。
採取は遅いですが近くに粉ひき所を一つ建てる(木100消費)だけでかなりの食料が長時間採取できるので序盤は必須です。
優先度:中
・猪
コイツだけ攻撃してきます。強いです。うまく狩れれば300以上の食料がノーコストで手に入ります。
狩り方は後述。
中級者以上では必須になりますが、最初は無理に狩らなくていいと思います。
優先度:低
・魚
漁船で採取できます。海マップでは木でも町の人を作れると考えれば優先度高。
川辺の小魚は地上から採取可能。採取も早いです。
大きい魚ほど採取速度UP。
・鹿
大体中心から離れた位置に4体ぐらいで固まっています。
採取は早いですが移動のロスがあるのでよっぽど困った時か位置のいい時だけ取りましょう。
【食料確保の順番】
最初は斥候に羊(無料!)を探させ、町の中心に連れてきて採取します。羊を取り尽くす直前に猪(特殊な狩り方がありますが狩れれば無料で食料320!)を狩り、それもなくなったら果実の木(採取は遅めだけど木100で多量の食料GET!)を取りにいきます。
1の時代の畑はすぐ枯れてしまうので、2の時代に粉ひき所で畑の採取量UPの研究をしてから一気に畑を貼りましょう。以後、食料はすべて畑で補います。
最後は畑と兵の数が多い方が勝つといえるほど畑の多さは重要です。
(実際にはそんな単純ではありませんが上級者とやると終了後マップを見て「畑が少ないね」というのはよく突かれます。意識して沢山貼りましょう。)
木材(W)
主に建物の建造に使います。
町の人を指定して木を右クリックするか木の近くに伐採所を建てる事で採取を開始します。
時代が進化したら伐採所で研究ボタンを押す事で採取速度が上がります。
敵側と逆の後方で採った方がいいでしょう。
金(G)
主に研究や高級ユニットを作るのに使います。
金鉱の近くに採掘所を建てて町の人で採取しましょう。
市場で他の資源を売って得る事も出来ます。
市場で作成した荷車者を他プレイヤーの市場と往復させる事で金を得る事ができます。
遠くの市場に行かせるほど持ち帰る量が多いです。(相手の金は減りません)
同盟者の市場に行かせるのが基本ですが、敵の市場とも一応交易できます。
石(S)
町の中心、塔、城、壁を作るのに使用します。
採取方法は金鉱と同じで石場の近くに採掘所を建てて町の人に掘らせます。
石は配置数が少なく、ゲーム中に得られる量はかなり限られているので石を使った建物が破壊されると着実にゲーム終了に近づきます。
時代の進化
このゲームは暗黒の時代から始まり、帝王の時代まで4世代に進化します。
時代が進化すると建物の種類が増え、各種アップグレードが可能になります。
時代ごとに新たに建てれるようになった建物を2種類以上建てると進化可能フラグがたち、町の中心で進化ボタンが押せるようになります。
進化ボタンを押すと進化が終わるまで町の人を作れなくなります。
①暗黒の時代
この時代は初歩の内政しかできず建てれる建物も少ないです。
戦闘ユニットは町の人と同じ戦闘力しかない民兵しか作れません。
町の中心で食料500を払って「Ⅱ」ボタンを押すと進化が始まります。
町の人を23人前後作ってから進化しましょう。
この時代は食料を重点的に採り、町の人を増やしてなるべく早く進化を目指します。
②領主の時代
塔、弓兵育成所、騎兵育成所、市場、鉄工所が建てれるようになります。
この時代の強ユニットは弓兵です。
作成に食料を使わないので内政に影響が出にくく、騎士もまだいないので上手くいけば相手の軍備が整う前に内政を荒らせます。
逆にそれをされたくなければ塔を建てて内政地を守るか散兵を出しましょう。
相手の軍備が整う前にこの時代に攻撃を仕掛ける事をRR(領主ラッシュ)または2Rといいます。
③城主の時代
城、包囲攻撃訓練所、教会、学問所、町の中心を建てれるようになります。
この時代から最強兵種である騎士が使えるようになります。
最初は早くこの時代になって騎士を量産し、破城槌を連れて行って町の中心を壊しに行く騎士Rを覚えるといいでしょう。
城主になったらすぐに城を建てるために進化中に石を650になるように貯めておくのが理想です。
金鉱も減ってきていると思うので、少し離れた所に街の中心も増設しましょう。
おおまかにいえばこのゲームはRR(領主ラッシュ)と即3(即城主)という2つの戦法のどちらかを決めて攻めるゲームです。
領主Rは相手の軍備が出来る前に時代2に弓兵を送ったり塔を建てたりして内政の邪魔をして押し切る戦法。
即城主は領主の時代に兵を作らず城主の時代への進化を急いで騎士を出す、または城を建てて巻き返す、固有ユニットで勝負するという戦法です。
内政に専念している即城主に対して領主Rは刺さりますが、塔などで防衛しながらうまく凌いで城主の時代になれれば騎士を出すなり城を建てるなりしたら相手は仕切り直しせざるを得なくなります。
④帝王の時代
文明ごとに可能な全ての建物とアップグレードが解禁される最後の時代です。
戦闘が膠着してきたらこの時代に進化して遠投投石機や各文明の得意兵種などでトドメを刺しにいきましょう。
AOEはこういうゲーム
・このゲームが上手い人は石以外の資源が常に1桁とかです。(やや大袈裟な表現)
・目的の資源量が溜まり次第最短で必要なものを建て、ユニットを作成し無駄なくフル活用が理想です。
・片手はマウス、もう片手はキーボード。後記のショートカットキーを活用して操作の無駄を減らしましょう。
・兵は多い方が勝ちます。兵種相性や立ち回りでも勝てますが、最終的には大兵力です。
・槍・弓・馬の3すくみは覚えましょう。
槍 = 剣士× 弓× 馬◎ 散兵△ 建物△
騎士= 剣士△ 槍× 弓◎ 散兵◎ 建物〇
弓 = 剣士△ 槍◎ 馬× 散兵× 建物×
剣士= 騎士△ 弓△ 槍◎ 散兵◎ 建物◎
散兵= 剣士× 槍△ 馬× 弓◎ 建物×
らくだ=剣士△ 槍× 弓〇 散兵〇 騎士〇 建物△
砲撃手=剣士〇 槍〇 弓△ 散兵△ 騎士〇 建物〇
イーグルウォーリア=剣士△ 槍〇 弓〇 散兵〇 騎士△ 建物〇
斥候=剣士△ 弓◯ 槍× 馬△ 建物△
定番のセットプレイ例
開幕:
町の中心で食料があるだけ町の人を作ります。
キーボードでHAAAA(steam版初期設定)と押すと町の中心を選択→町の人を最大作成ができるのでまず開幕HAAAA。
※DEではHQQQQ。
最初にいる町の人に家を3軒建てさせ、その間に斥候で羊を探します。
※DEでは斥候は「自動偵察」のボタンを押すだけでOK。
苺が見つかり次第粉引き所を苺の近くに建てておきます。
暗黒の時代:
食料8人 木8人 金2人 石2人 計22人位の町の人を目標に作りつつ進化のための食料500を貯めます。
最初は羊を6人で食べ(+粉ひき所を建てて果実1人)、以降生産される人は木を切ります。
羊を6人で食べると丁度町の人1人作成する間に50貯まります。
※町の中心や施設で旗印をクリック→位置を設定すると生産されたユニットが自動でその場所に移動します。
町の中心で旗印を食料や木などの資源に設定しておくと自動的にその資源を採取しはじめます。
苺を見つけたら粉ひき所を作っておきます。羊が見つからなければとりあえず苺を食べておきましょう。
中級者以上は羊と平行して羊がなくなる前に猪2匹を狩れるのが理想です。
羊を取りつくしたら、町の人を苺と木に半分ずつ分けて採取させます。
人数が増えてきたら金鉱に2人、石場に2人を振り分けて採取しておきます。
斥候は自陣周りの資源を探したら敵陣を探しにいきます。
23人前後になったら食料500を貯めて進化します。家事故した時などに町の中心で機織り(町の人のHP25→40にアップ)を研究しておきましょう。
進化中に戦士育成所を建てておきます。
2の時代は建物と畑に大量の木が必要になるので、木を多めに採っておくのが大切です。
領主の時代:
この時代になったら必ずする事は
①粉ひき所で引き具の研究→畑の生産量+75。これがあってやっと畑が使い物になります。フランクは不要。
②伐採所でのこぎりを研究→木の採取速度+15%。少ないコストで総合時間内に採れる木の量が増えます。
この2つは最優先で研究しましょう。
あとは時間がある時に
・鉄工所を作成→矢じりの研究(矢の攻撃力と射程+1)だけでもしておくと攻防共に役に立ちます。
・市場を作成→チーム戦なら地図製作の研究(同盟者と視界を共有できる)が必須です。
町の人を追加で何人か作ります。
苺が尽きたら食料確保は畑に移行します。
敵側に弓兵育成所を建て、弓兵を敵陣に送って内政の邪魔をするのもいいでしょう。
※戦士育成所を建てておかないと弓兵育成所、騎兵育成所が解禁されません。
木こり場に塔を建てておくと防御に役立ちます。
町の中心で鐘を鳴らすと町の人が集合し、人数に応じて矢が発射されて防御できますが、町の中心に集まれる人数は上限があるので塔があると町の中心の収容人数を超えた人は塔に入ってくれます。
鐘を鳴らして敵の攻撃が収まった時は必ずもう一度鐘のボタンを押して戻しましょう。(元の割り当てられた作業に戻ります)
普通に町の中心から出すと作業指示を出しなおさないといけなくなります。
この時代はとにかく木が沢山必要になります。
鉄工所:150 市場:150 伐採速度+15%の研究:50 畑の収穫量UPの研究:75 得意兵種の育成所2つ:350 畑60×n 家30×n
最低でも800~1000以上は必要です。
そのためにも1の時代から進化している間に木は採っておきましょう。食料よりも木があればなんとかなったりします。
城主の時代:
進化前に石を採る人を増やしておき、進化した時に城と街の中心用の石が650~750があると理想です。(もしくは市場で買い足す)
町の中心を一つ増やし、できれば城も自陣か敵陣近くの前線に建てたい所です。
町の人もどんどん生産して金を掘る人も増やしておきます。
この時代は騎士が最強なので騎士を貯めつつ包囲攻撃訓練所を建てて破城槌を2~3台連れていけば敵の町の中心を陥落させやすいでしょう。CPUにはこれで勝てます。
やはり畑の生産量+125は粉ひき所で研究しておきます。
戦闘が膠着したり城を建てられて落とすのが難しければ帝王の時代に進化します。
兵士は基本使い捨てですが、騎士だけはコストが高いので城に戻って回復させるのも有効です(騎士は城にしか駐留できません)。
メインの兵種だけでも鉄工所で攻撃力・防御力の底上げをしておきましょう。後々結構響いてきます。
帝王の時代:
近衛騎士までアップグレードできる文明ならそれを目指します。
重騎士でもアップグレードコストが安いわりに効果が高いので重騎士も作って損はないです。
帝王の時代になって一番恩恵があるのは遠投投石機を作れる事です。
遠投投石機なら城などの矢の射程の外から攻撃できるので手っ取り早くゲームエンドに持っていけます。
あとは文明ボーナスなどを生かして得意兵種で戦いましょう。
このゲームの勝利条件:
あまりない
・民族の象徴を建て、一定時間防衛する
・聖なる箱を(同盟含む)全て保有し一定時間経過する
敵AIの場合は、
・弓は槍に強く馬に弱い
弓兵
時代2(領主の時代)最強のユニット。
主に敵の町の人を殺して逃げる事、歩兵ユニットを排除するのが役目です。
数が集まるほど相乗効果で強くなり、近づく前に殺す事ができるようになると手が付けられなくなります。
騎士が苦手で騎士を射ても㍉ダメージです。
コストが木25金45と、作成に食料がいらないので町の人を増やしながら作成できるのが強みです。
時代3になると金は騎士に使われることが多く、影を潜めがちですが槍兵の排除など使い所はあるのでやや上級者向けです。
塔や町の中心に駐留させると建物から飛び出す矢の数が増えます。
HPは最低クラス。近づかれたら終わりです。
散兵
槍投げで攻撃する最もコストの安い遠距離兵種です。
弓兵だけに強いオジャマ専用ユニット。
槍兵と同じく人海戦術に使われます。
弓兵以外に攻撃しても㍉ダメージです。
HP・攻撃力ともに最低クラスですが、弓兵・弓騎兵・鉄砲兵に対して高いダメージボーナスが付きます。
飛び道具に対しての防御力が+4と高く、矢のダメージをほとんどカットするので弓との打ち合いであればほぼ負けず、矢の飛び交う戦場に混ぜておけば当て馬としても機能します。
弓兵以外にはほとんどダメージが入りませんが、町の人にちょっかいを出してアラートを鳴らし内政の邪魔をするのも有効です。
最低射程距離があり密着されると攻撃ができないので注意。
弓兵と違い塔や町の中心に入れても矢の数は増えません。
斥候
劣化騎士。
移動速度が最も早く、視界が最も広い偵察ユニット。飛び道具への耐性も少しあります。
主にマップから金が尽きた時に騎士の代わりに使われる事が多いです。
初期ステータスは攻撃力3でなんと町の人と同じです。騎士の半分以下のスペックなので割とすぐ死にます。(HPだけは少し高い)
食料80がかかる上に弱いので序中盤は作ると内政に支障が出ますが、騎兵→ハサーまでフルアップできる文明でゲーム末期ならHPがかなり伸びるので物量作戦に使えます。
ちなみにゲーム開始時に最初から1体いる斥候は時代2に進化した時に攻撃力が+2され、孤立した町の人を殺すのに少し役に立ちます。
・使いこなすのが難しいが使い所はある兵種
剣士系
近づくことさえできれば攻撃力が高く不利相性がほとんどない標準兵種です。
ただし足が遅くHPも中途半端なので大体は近づく前に矢で撃たれて死ぬか逃げられます。
塔の近くなど弓が飛び交う場所では早く死に、城には近づく前にほとんど死にます。
さらに使いにくさに拍車をかけているのが
・作成に沢山の食料がかかる
・アップグレードの回数が多い(アップグレードにも食料と時間を使う)
という点で、ゲーム末期以外に使うと確実に内政に支障が出ます。
時代3では騎士の方が使いやすいのでそっちに回しがちで、投入しようにも使えるようになるまでに
民兵→軍兵→長剣剣士→重剣剣士→近衛剣士とアップグレードの回数が多く時間がかかります。
かなり使いにくいユニットですが敵に到達してしまえば弓・槍・騎士・建物…全てに対し高めの無属性ダメージを与えます。
長剣剣士以上になるとかなり強いユニットになりますが、その頃には騎士が登場しているのでそっちの方が使いやすいです。
民兵での運用はほぼ不可。町の人と同じという大損ステータスです。(笑)
「使うのは難しいけど使われると嫌な兵種」です。
らくだ騎兵
中東・砂漠系の文明のみ作成可能な「騎兵に強い騎兵」です。
騎士にぶつけると強いものの能力が中途半端で突破力がいまひとつです。
HPも攻撃力も騎士の約半分で騎士のように弓ダメージカットもないです。
騎士同様、槍に弱く刺されると大きなダメージボーナスを受けます。
相手が騎馬文明と分かっていれば騎士に混ぜて運用するのも面白いと思います。
ちなみに騎士とサシでぶつけても騎士の方がHPと基礎攻撃力が高いので大体五分ですw
イーグルウォーリア
アステカ、マヤのみ作成可能な移動速度が速く視界の広い歩兵です。
足が速いのに槍に弱くないのでHPと攻撃力の半端さに目をつぶれば万能兵種といえます。
強引に突破できるほどの決定力がなくコストが独特なのでこれまた上級者向けです。
たまに上級者でイーグル単など使う人もいます。
弓騎兵
矢の撃ち逃げが強いです。
が、問題はコスト。金を75も使います。
戦闘で勝ったとしても建物を壊さないと終わらないので結局騎士が使いやすいという事になりがちです。
フンなら使えるかくらい。
攻城兵器について
時代3(城主の時代)から使用可能になる建物を壊すのに特化した兵器。包囲攻撃訓練所で作成可能になります。
(遠投投石機は時代4に城から作成可能)
この画像は大体の最大射程です。塔や城の矢が届くのはスコーピオンまでの位置です。
破城槌
別名RAM。移動速度は激遅で至近距離にしか攻撃できませんが建物に対して1発100以上のダメージを与えます。
弓矢に対して圧倒的な防御力を誇り、矢のダメージは㍉になります。
歩兵(槍兵・剣士など)を4人(アップグレードすれば6人)まで搭乗させる事ができ、攻撃力の高い兵種を乗せるほど攻撃力と移動速度が上がります。
建物以外には強くなく、対人間ユニットに使用しても攻撃力4とかです。
改良強化破城槌にアップグレードさせて近衛剣士を全乗せすればすごい速さで移動しながら建物をぶっ壊し範囲攻撃も付く夢の兵器と化します。
投石器
石をばらまき範囲攻撃ができる兵器。建物、ユニットどちらにもダメージ大。
大体HP40以下の兵士をまとめて一撃で倒します。
味方にも当たるので巻き込まれないように注意しましょう。
建物を壊すのにも使えますが、真骨頂は対弓部隊に対して圧倒的に強い事です。
至近距離には攻撃できず、近づかれたら終わりなので護衛はつけましょう。
敵で使われた時は陣形を拡散するか少人数の騎士などで近づいて撃破しかありません。
スコーピオン
別名バリスタ。一直線に貫通攻撃ができますが大した攻撃力はなくぶっちゃけ弱いです。
ネタ要員。
大砲
作成できない文明もあります。
作成するには時代4(帝王の時代)である事に加えて学問所で化学を研究する必要があります。(化学がない文明もあります)
コストが高いだけあって使いやすさはピカイチです。
建物にも人間ユニットにも高い攻撃力を発揮し、対ユニットは近衛騎士以外大体一撃です。
HPが少ないのが難点なので大切に使いましょう。
遠投投石機
時代4(帝王の時代)に城から作成できます。
移動速度は遅く、発射するのに位置の固定と組み立て時間が必要になりますが射程はゲーム中最長で、城の矢も届かない遠い所から1発約400ダメージの砲弾を飛ばします。
設置した場所から移動したい場合は梱包ボタンを押して移動形態になる必要があります。
ゲームを終わらせる最終兵器です。
初見オススメ文明 A
・ケルト
・ビザンティン
この2国はほぼ全ての兵種を最後までアップグレードでき、ほぼ全ての戦法を試す事ができます。
初見オススメ文明 B
・フランク
・スペイン
・チュートン
・日本
・フン
・バイキング
標準的な能力となにかしら強みを持っています。
フンは家を作らなくて良いというゲームのルールを根本から覆す特殊文明ですが、手軽に強文明を使うならコレです。
初見でオススメしない文明
・中国
・アステカ
・マヤ
アステカ、マヤはこのゲーム最強のユニットである騎士が出せないため、兵種相性を完全に理解した上で使う上級者向け文明です。
中国は開幕の立ち回りが他文明と完全に別物になるため練習には向きません。