平成30年のお話*九紫火星の意味に沿ってみる | お寺と神仏のほどけるはなし

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成田山八王子分院 傳法院にて、護摩祈祷とよろず相談をしている真言密教の尼僧です。仏教はあなたの中の「きまりをゆるめる」宗教。そのお手伝いをしています。

2月4日に立春を迎え、あたらしい年回りになりました。

九星気学による今年の年盤はこちらの通り。

 

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九紫火星が真中にありますね。

 

今年は、この九紫の意味するところに沿った一年を送ると、よい一年になるのです。

これは、全員、共通のことです。

生まれ年による運勢などは、開運暦をご参照ください。

開運暦は、護摩祈願をお申込になった方に、お配りしています。

 

 

さて、では、九紫のあらわす意味は何でしょうか?

色々な意味がありますが、その中でも

「切り分ける」

こちらが今年のキーワードかな、と思います(個人的な見解です)

 

 

母性と父性について見てみましょう。

「母性」は、包み込む、繋がる、一体化する

などの意味があり、対する

「父性」は、切り離す、白黒はっきりさせる、境界線を引く

などの意味があります。こちらは、心理学用語においてです。

 

 

この、「父性」をあらわす事柄にとても似通ったところがあるのが、九紫火星という星の表す意味なのですね。

ですので、母性と父性の話を出してみました。

 

 

母性と父性というのは、男女どちらにも、両方とも備わっています。

女性だから母性があって父性はない、ということは無く、

男性も同じことが言えます。

 

そして、どちらが良いとか悪いということもありません。

 

両方を、時と場合によって使い分けられると良いのですね。

 

 

しかし、「母性はたくさん発揮できるけど、父性的なことはさっぱり」で、それゆえに悩み苦しむ方が多くいらっしゃるのも事実。

私も、母性は得意分野ですが、父性的なことは本当に苦手で、それゆえにさまざまなトラブルや困りごとが起きていました。

そこに気付いてバランスをとることを学ぶと、生きるのがとても楽になります。

 

今年はこの「切り分ける」を念頭に置いて、過ごされてみてください。

 

良い一年になると思います。

 

 

 

では、次から、何を切り分けるのか?を書いてみますね。

 

 

つづきます。