お釈迦様の弟子、周利槃特（しゅりはんどく）は、
そこで、私は、お掃除をすれば悟りが得られる、いいことがある、
周利槃特がお掃除が好きだったため、それをしなさいとお釈迦様に
どんなことからでも気づきは得られるもので、それによって心の平安も獲得できるのです。
簡単なことでも自分ができる事、
しかしながら、お掃除はどなたにもおすすめしたいことです。
それは、ひとつには、簡単に瞑想に入れるからなんです。
私が僧侶だと知ると、「妙彩さん、お寺で瞑想の会をしてくれませんか？」と言われることがあります。
瞑想や座禅の会を開いても良いのですが、わざわざ時間を作らなく
お掃除です。
掃除をすることって瞑想になるんです。他の家事もほぼ同じです。
目の前のチリや汚れを取り除く、ということにのみ専心して体を動かすだけです。
５分か１０分で終わる範囲からはじめるのがいいと思います。
「お掃除は毎日してます」と言う方も、
心を無にする必要はありません。
考え事が出てきたら、右から左に、または左から右に流して、遠ざかっていくのをながめるようにしてみてください。
そして、目の前の汚れを、ただきれいにする事のみに意識を集中します。
私のことでいえば、例えばお風呂は家族の中で最後に入って、
毎日は大変じゃないか、と思われるのですが、
それに、全身を動かすので気分いいのです。
きっかけは、原田知津子さんという、
もうだいぶ昔の雑誌で特集があり、「浴室を出るとき、タオルで壁を拭いている」と書いてあって、なんだかそれにすごく心惹かれて
毎日するので、バスタブですら洗剤は不要で、マイクロファイバークロスなどでこすればよく、その後、５０度のお湯を壁や床にかけ
５０度のお湯と言うのは、カビの胞子がたった１秒あたれば死んでしまうという温度だそうです。
確かにほぼカビは生えてきません。
カビは冷凍庫の中でも生きていますが、熱には弱いのです。
入浴中にカビや水垢を見なくていいのは本当に気持ちいいですよ。
この浴室掃除の時間は、貴重な瞑想タイムなのでやめられません。
瞑想をしたら、どんな効果があるのか？と言うことなんですが、
これは人によって色々だと思います。たとえば、よく聞くのは、
気持ちがすっきりしてもやもやが晴れたり、
新しいアイデアが浮かんできたり、
集中力が高まる、
感情のコントロールができるようになる、
よく眠れるようになる、
ストレスが軽減する、
それによって生産性がアップするなどですね。
そして、忘れてならないのは、自分はこれでいい、という自信が付くことではないかと思います。
自分の手によってスッキリ掃除されたスペースがある、
これ、家中のすべてをきれいにしなくてもいいのですよ。
トイレでも玄関でも寝室でも、たった一ヶ所でいいから、
ちなみに私は、水周りの掃除には熱心ですが、リビングに関してはかなり雑然としています。
ここだけは自慢できる、
ご家族のいる方もいない方も、「ここが汚れている、ここが整っていない」と指摘するのではなく、「この部分はいつもきれいで気持ちがいいな」と、掃除がされてある部分に注目してみてくださいね。
瞑想を特別な場所で行うものと考えるのはもったいないなあと思いましたので、書いてみました。
ひとりでは解決が難しいと思われたら、東京 八王子の傳法院にお越しください。
問題を解決し、心の重荷をおろすお手伝いをいたします。
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一件 五千円をご奉納いただいています。
では、今日も気分よくお過ごしください^_^