大手前整枝学園での親子入院。
PTさんが手技をしてくれるだけではなく、親にボイタ法の手技を教えて自宅でも継続してできることを目的としています。
娘は生後8〜9ヶ月(修正5〜6ヶ月)で1ヶ月の親子入院をする事になりました
入院中は、おおむね以下の様にPT・OT・STが受けられました。
PT
1日2〜3回(土曜日は4回)
→先生にボイタ法の手技をしてもらう&教えてもらう。週に2コマ座学の時間もあります。
自主練の時間もあり、その時間は先生は付きませんがPT室に入れます。
慣れない体勢で固定されるのが嫌なのか、PT中何度もギャン泣きしていた娘ですが、毎日とっても頑張りました。
私も、手技は最初はよくわかりませんでした。
ですが、やはり4週間しっかりやる中で少しづつコツを掴むことができていったように思います。
4週間の親子入院PTを経て、娘の状態としては手足に大きな成長を感じました
手
うつ伏せ状態での手の自由度が格段に上がりました!
入院前はうつ伏せで顔は上げられても、腕は顔の前で指グーにして必死に支えているような感じでした。
入院後半には、腕を前にのばし、指を広げてパーの状態にしておもちゃを掴もうとする様子が頻繁に見られるようになりました
足
最初はピンとまっすぐ、必死に体制を保っている状態だったのが、膝を交互に曲げておもちゃに向かって進みそうな勢いの動きをしてくれるようになりました
1番の目標に掲げていた「寝返り」を達成することは残念ながらできなかったものの、娘手足の動きの幅は入院前後で格段に増えました
4週間という短くない期間での成長という部分ももちろんあるとは思いますが、私にとっては嬉しい変化でした。
手足の動きの変化の動画載せてみますね↓
OT
週1〜2回
→先生とおもちゃで遊んで発達の様子を見たり、椅子やバギー(ベビーカー)での姿勢についてもアドバイスをもらえる。
OT室でトランポリンやブランコをしたり、バランスボールに乗ってみたりしながら、手の動きや足の動きを良く見てもらいました。
また、ベビーカーに座りやすいようにクッション材を入れて調整をしてくれました
また、私は発達や今後の不安などを話したりもしていました。
ST
入院中1回
→食事やミルクについての相談や指導をしてもらえる。基本は入院中1回ですが、娘は多分6.7回見てもらったと思います
STでは、食事の時間に合わせてSTさんが部屋に来てくれ、離乳食の食べ方やミルクの飲み方を見てくれました。
この時離乳食を始めたばかりだったのですが、離乳食も病院で出してくれたので、家で作るよりも色々な種類を食べる事ができてよかったです。
また、何もわからない離乳食の進め方を見守ってもらえたことはとても心強かったです
PT、OT、STと、それぞれの活動が個々ためになったのはもちろんですが、なによりも施設全体で連携を取ってくれて、総合的に娘の活動や生活をサポートしてくれてた事がとてもありがたかったです
相談員さんと話す機会も作ってもらえました。これからの漠然とした不安などについても、じっくりお話を聞いてくれました
病院の附属ということもあり、看護師さんたちも沢山いて、毎日様子を聞いてくれました。
不安な事があればすぐに言える環境だった為、安心して4週間を過ごすことができました
また、4週間カリキュラムにそって動く生活を続けたおかげか、娘の生活リズムがものすごく整いました
寝る時は抱っこじゃなきゃダメ!だったのですが、一人で寝かせた状態で眠れる事も増え、夜の寝つきも良くなりました。
慣れない環境とリハビリで疲れていたという部分もあったのかもしれませんが、帰宅後も寝付きはそのままで過ごせています。
これ、本っ当に助かりました〜
ボイタ法のやり方やリハビリだけに止まらず、今後の生活そのものについて幅広くアドバイスをいただけて、生活リズムも整うことができた親子入院入院。
心から、行ってよかった〜〜と感じています