両親を老人ホームに入れるのがいいのか
まだ答えがでない
まだ迷えるだけ余裕があるともいえるのかもしれない

父は全く家事もできないし
する気もないという

父は母がいなくなったら
実家で一人で生きてはいけないというのを
心底不安に思っているというのが
私にもようやく理解できてきた気がする

なんでそんなに老人ホームに入りたいのか
そんなとこ好き好んで自分から入りたい人がいるなんて
理解できなかったから

母は
多分一人でも実家で生きて行けるだろう
だからギリギリのところでいつも
「やっぱり家に居たい」と言って
父を怒らせる

父の気持ちも
母の気持ちもわかるから

どうしたらいいのかわからない

今は隔週で実家に行っている

運転の練習もして
私の家から約1時間
実家まで運転できるように

まだ隣に夫がいないと危ない

ペーパードライバーになってから
20年くらい経つ

世界に自分しかいなくて
道路に自分しかいないなら
運転できるけど

相手とのすり合わせというか

社会でもそうだけど
私はやっぱり他者との関りが
本当に下手だ

(前に新聞の人生相談に書いてあった。
 社会生活を行う以上
 「人間関係は『苦手』」ではない。
 しなくてはいけないことだと。)

出典がわからなくなってしまったけど
昔結構スピ物を熱心に読んでいて
数字が伝えてくれるメッセージっていうのを
どこかからコピペして
ずっと大事に持ってる

このところ
8のゾロ目を良く見る

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【888】
あなたの人生のひとつの章が終わりを告げようとしています。
そしてこれはあなたに準備ができるよう、警告をしているというしるしです。
この数字の連続は、感情、仕事、あるいは恋愛関係のある段階を終えようとしている、
ということも意味しえます。
さらにトンネルの向こうには、光があることも意味しています。
そしてさらに、「作物は実っている。収穫して楽しむのを先に延ばさないように」
ということでもあります。
言い換えるなら、何か行動を起こしたり、自分の労働の実りを楽しむのを
後回しにしてはいけないということです。
【出典:不明】
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先日も実家に行った日の夜
私が夢の中で大声で叫んでいたのをハッキリわかっていた。
叫んだ瞬間、「大丈夫かい?」
夫が起こしてくれた。

「今日のお父さん問題

(老人ホームの事。昨年くらいから父は何べんでも同じことを繰り返し言う)で
 うなされてるのかと思って」って。

夫も時々夜眠りながら悲鳴を上げている時がある

私は起こした方がいいのか、寝かせておいた方がいいのか迷って
起こしたことはない

夫は躊躇することなく、すぐ起こしてくれたから
寸前まで自分が夢の中で叫んでいたことがハッキリわかった

その翌日は夫と二人でお出かけした

休日の多くを
私の実家に付き合わせてしまう夫にも申し訳ないし
私自身も私のために休日を使うことを
後ろめたく思わなくていいと自分に言ってあげたい

この日行ったのは初めて行ったところだが
なんというかとても不思議な所だった

トンネルの手前にさしかかる所から
急激に空気が冷たくなって
その先の長い急坂の上にお城があるという

トンネルの先に一人の女性が居て
落ち葉を拾って掃除してくれていた

「お疲れ様です。お邪魔します」と声をかけたら
「ありがとうございます」と答えてくれた

観光地だから「来てくれてありがとう」ということなんだろうけれど
この方にとっては生活の場所に
よそ者が入ってきたのに
こんな風に言葉をかけてくれた

そこにたどり着くには
かなりの急坂を上らないと行けないのだけど
その人はリアカーに積んだ落ち葉を
その急坂を上った所にある捨て場所まで運んでいるのを
帰りに見た

「こんな所まで運んでいるんだ!」

帰りにまた

「お疲れ様です。ありがとうございます」と声をかけたら
「こちらこそ、ありがとうございます」と言ってくれた

一人でボランティアとして自発的にやっているのかもしれない

この方と言葉を交わした後
さっき通ってきたトンネルを見たら

トンネルの向こうは明らかに違う世界が広がっていると思った

このトンネルが
千と千尋のトンネルみたいに
次元の違う世界をつないでるようにしか見えなかった

そして前述の言葉をうっすらと思い出した

「たしかトンネルの先には光があるんじゃなかったっけ」と

つながった気がした

何がどうなるのか
何を指してるのかわからないけど

トンネルの先の光が
今は私の心を支えてくれている