前回と同じ日の話
夕方、宅配便の伝票をチェックしてたら
他の会社の分が結構混じっていた
メール室で上の棚の会社だ
メール当番の人が間違って持って来てしまったんだろう。
この1時間半前くらいに
量が多めの発送物があったので
メール当番の人にやってもらうのも悪いから
自分でメール室に持ち込んだ
メール室の人はそれこそ何十年の主みたいな人ばかり
女性オンリー
他の会社はだいたい同じ人が来るらしいんだけど
うちの会社は当番制で
毎回違う人が行くから
不備があって
メール室の人からは嫌われてて
何か変なことがあると
まっさきに疑われるという。。
私なんて行くと社名で呼ばれて
「〇〇(←社名)さん、それ終わったら
こっちに来て。お話があります」
なんて言われる始末
まあ、みんな似たようなもので
「本当に〇〇(←社名)さんは
いつも新しい人がくるから
ほんと困る」って言われたって言ってた人もいる
それでなんか明確なルールがあるでもなく
主のいうことがルール
みたいな感じなので
昨日は行く前から
「何時まで発送を受け付けてくれるのか
聞いてみなきゃ」と思って行った。
そう、こんな事さえ決まってない。
昼間に行けばいいだろうと思って
前回も行ったんだけど
今度はちゃんと聞いてみようと思って
昨日も主ぞろいのなかでも一番の古株と思われし
つわものが出てきて受けつけてくれたので
「発送は何時まで受け付けてくれるんですか」
と聞いたら
「うーん、15時頃までならまあいいけど
こんなにたくさんある場合はなるべく早めにね」
と言われた。
14:30だった。
おー、これでも結構ギリギリだったんだ。。
あー、でも聞けて良かったと思ってた日だった。
で、夕方冒頭の宅配便の伝票を正しい会社の棚に返却に行ったら
さっきの人がまたいたので
その人の前を一礼して棚に行って伝票入れたら
「そっちに伝票入ってた?ごめんね」と声をかけられて
びっくりした。
何か作業してたから、こっち見てると思わなかった。
見てたんだというのにもびびったけど
まさかそんな事言ってくれると思わなかったので
「あ、いいえ。
うちの人が間違って持ってきちゃったのかもしれないし」
って答えたら
「△△さん(←うちの会社の主みたいなパートの人)の
仕事引き継いでやってるんだ」
と言われて
え、その△△さんってのが、そうある名前じゃないから
「あれ、まだ私に話しかけてるの?」って
私はもう通り過ぎて後ろからその声がしたから
「あ、いいえ。△△さんはまだいらっしゃいます」
と答えたら
「ああそうなの?さっき持ってきたの
△△さんが前やってたようなのだったから」って。
さっきの人と同じ人だって認識してるのねとまたびびって
「そうなんですか?!」
その人から引き継いだ仕事ではないけど
もしかしたらずっと前はその人がやってたって可能性はあるような仕事だった。
まさかメール室の人が
自分が間違えたなんて思うとは
1mmも思ってなかった
ほんと失礼な話だけど
ここでは
「自分は正しい。悪いのは全部お前ら」
みたいな態度しかとられたことなかったから
みんなびびって聞くにも聞けないし
で聞かないからまた間違えるし
まさか自分達が間違ったかもしれなくて
まさかのごめんね
で相当驚いたんだ
こっちだって向こうが間違ったなんて
1mmも思ってなかったし
本当の所はわからないけど
(たぶんうちの人が間違えたんだと思うけど)
そんな風に言ってもらえると
こんなに心がゆるむんだなと思った
それでこの日は
翌日が祝日ってのもあるんだけど
週末の前だって疲れ果てててこんな気持ちにはならないし
こんな風に晴れやかな気持ちで眠りにつけるのは
本当に久しぶりという
軽やかな気持ちで寝床に入れたんだ
前回の相席の人と
このメール室の人
その人たちとの関わりでこんな気持ちになれてることは明らかだった
私は単純な人間なんだろう
ちょっとしたことですぐカッとなるけど
ちょっとしたことでこんなにうれしくなる
そんな一日だった