今日は夫の祖母の100歳の誕生日

おばあちゃんは少し前に夜中にトイレに起きた時に
尻もちをついてしまったとのことで
入院しました。

コロナ禍で夫の実家の人も面会出来ず
様子がわからないとのことでしたが
最初の病院に入院していた時、
着替え等の荷物を受け渡ししてくれる
看護助手さんが
「今、おばあちゃんと話してました」等と
話してくれることが唯一、様子を伺い知れることだとのことでした。

そこを退院したら
荷物の中に手紙が入っていたそうです。
あの看護助手さんが書いてくれたものだそうです。
おばあちゃんに色々相談に乗ってもらったって
大好きって

このエピソード1つでも
おばあちゃんが病院でどんな風に過ごしていたのか
ありありと目に浮かぶようです。

おばあちゃんはいつも
目の前の人のことを思い、考え、行動されるような人です。
ご自分が入院されている時でさえ
目の前の若者に全力で向き合って
心からの対応をされていたんだろうと思います。

夫は今日から帰省しました。
転院先の病院にいるおばあちゃんに会えるかはわからないけど
実家も高齢の人しかいないので
夫が帰ることでずいぶん助けられることはあると思います。

昨日、帰省中に1度リモート面会が出来ると聞きました。
15分だそうですが、月に1回しかないというその機会が
夫が帰省している時期と重なって本当に良かったと思っていました。

そしたら、今日、午前中に実家の人が誕生日のカードを持って行ったら
「お孫さんが来るなら、顔見せられるようにしましょうか」
と病院の方が言ってくださったそうで
病院の2Fと外からだけど顔を見せられるそうです。

毎年3月に帰省していた夫ですが
コロナ禍で3年ぶりの帰省です。
おばあちゃんは電話する度

「いつ会えますかね。
 コロナが憎いです」
と言っていました。

例え一目でも会えたら
どんなに元気になることかと思います。

1週間程の帰省ですが、その間に2回は顔を見せられる、見られる、
そんな機会に恵まれたことは本当にありがたいことだと思います。

おばあちゃん、100歳のお誕生日
病院で迎えるとはご自分も全く思っていなかったような
お元気で明るくて頭脳明晰で
どんな人もおばあちゃんとほんの少しでも関わったら
みんなおばあちゃんを大好きになってしまうような素敵な人で

NHKの「家族に乾杯」で
おばあちゃんの住む町を鶴瓶さんが訪れたこともあったけど
残念ながらおばあちゃんとは会わず

鶴瓶さんとおばあちゃんが会っていたらなーと
すごく思いました。

お二人の相乗効果で
鶴瓶さんにとっても、おばあちゃんにとっても
テレビを見た誰かにとっても
本当に幸せが増幅しただろうと思います。

世の中には有名ではなくても
本当に素敵な人というのは居て
関わる人を幸せにする人というのは居て

もしみんながみんなそういう人だったら
身の回りのごく狭い範囲の人だけにだって
関わる人を幸せにできるのだったら
世界中が幸せになるのに。

おばあちゃん、100歳のお誕生日、おめでとうございます。