自分の思考を意識するというのを聞いたことがありますが
それを意識するようになってから
驚く程わかったことは

 

「考えたくもないことばかり考えているんだな」

 

ということ。

 

夫は会社を出たら会社のことは一切考えないそうです。

 

私はそれができません。

 

常に会社のことばかり考えていることに
嫌になるほど気付きました。

 

どうして考えたくもないことばかり
誰に強制されているわけでもないのに
更に「ほら、また!そんなこと考えたいですか?
考えたくありません」ということを
気付けばほとんどの時間考えているんです。

 

私「どうしたらそんな風にできるの?」
夫「だってここはもう会社じゃないんだよ」

私「わかってるけど気付くと会社のことしか考えてないの」

 

堂々巡りでした。

 

先日、会社で後ろの課の課長と部下が話しているのが聞こえました。

休んでいる社員に対して

課長「そんなこと心配して電話してきた。

    休んでるのにそんなんだから神経質だっていうんだよ」

部下「私なんていいのか悪いのか会社を出たら全然会社のことなんて考えませんよ」

課長「俺も」

部下「会社の席についたら全部思い出す」

課長「なんだろうね。年季かね」

 

そんな会話を聞いてて羨ましいな
ここにも夫みたいな人が二人もいるって思いました。

 

年季でないことは確かです。
年季ならもう充分すぎるほど入っているあせる

 

性格と言ってしまえばおしまいだけど
ものの考え方を変えるって本当に大変なんだなと
実感中ガーン

 

そう、私だって席に着いたら絶対に思い出すというか
忘れないように全部メモしてあるんだから
会社を一歩出たら全部忘れたって全然問題ないはずなのに
「やっと終わったー」って会社を一歩出た時から

今日あったことをなぞって思い出しているほど
それも何回も何回も同じシーンを繰り返し
会社のことばかり考えていることに気付いたんです。

 

本当に自分が嫌になるってこういうことなんだなと
つくづく思うほど。。。

 

それで子供が癇癪を起こしてるときに

大人はそれから気をそらせようと
子供の興味を別に向けさせるために
全然違うもので気をひきますよね。

 

あれって結構本質をついてるなと思いました。

 

それを考えないようにしようと
どんなに思っても考えてしまうなら
もう別のものに興味を向けさせる方がずっと合理的。

 

家に帰ったら音楽をかけて
それに気を向けるようにしたりもしてるんですが
結構短時間しか効かない。
慣れてくるとまた考えたくもないことを考えている。

 

脳はいいことだろうと悪いことだろうと
刺激が好きだから
より強い刺激に惹かれるって聞いたことがあります。

 

すっごく嫌なことは
すっごく刺激が強いんでしょうね・・・

 

「こんなことが好きなのかい?」と自分の脳に言いたいけど
自分の脳なのにこんなにもコントロールできないものでしょうか・・・

 

頭を空にしようということに意識を向けるというのもやってみたけど
これも短時間しか効果がありません。

 

頭を切り替えるっていうけど
それが本当にできてないんだなということは
嫌というほどよくわかったけど
じゃあどうすればいいのか模索中ですしょぼん