今日、ラジオで大黒摩季さんの、
「あなたがいればそれだけでよかった」という曲がかかりました。

 

大黒摩季さんの番組で
リスナーの方のリクエストだったのですが
その方もこの曲を初めて聴いたと言っていたけど
私も初めて聴きました。

 

このリスナーの方のおハガキがすごくいいなと思いました。
音楽をかなりされていた方のようで
気に入った曲はバンドでコピーするくらい
歌詞だけではなくて
ドラムとか、その方が昔やっていたパートまで
コピーできるレベルまで聴き込むのだそうです。

 

その方がそこまで惚れ込んだ曲がこの曲とのこと。
大黒摩季さんも嬉しかっただろうな。

こんな風に自分の作品を大切にそして
ここまで気に入ってくれる人がいるなんて。

 

そしてこのおハガキを書いた人は
自分の大切な思いを

ご本人の大黒摩季さんに伝えられて

こういうのいいなーと思って聴いていたら

 

この曲は大黒摩季さんが同じように
大好きで何万回と聴いたであろう
大沢誉志幸さんの

「そして僕は途方に暮れる」をオマージュして作られたとのこと!

 

最初聴いたとき「アフリカ」みたいな曲だなと思ったけど
言われてみればこのリズムの取り方というの?

ビートというのかな、

「あ、本当だ!」と思いました。

 

大黒摩季さんはこの曲を聴いて
いつか自分もこういう曲を書いてみたいって
せつなくて、でも優しくて
あー、忘れてしまった。

とてもいいことをおっしゃってました!

 

車の中だったのに
大黒さんのみずみずしい感性の言葉を聴いてたら
うるうるしてしまうくらい!

 

大黒摩季さんもこの歌詞を書かれた
銀色夏生さんが大好きだったそうで
私も高校生から20代半ばくらいまで
本当に傾倒していました。

 

詩集も何冊も読んで
今でも暗唱できるフレーズがいくつもあります。

 

大黒さんと夏生さんって
今まで一度もつながりを感じたことなかったけど
そうだったんだな。

 

それで、大黒さんのコメントが更に本当に良かったんです。

「だからこのおハガキをくれた方は
今度は私のこの曲をオマージュして曲を書いてください、
そして聴かせてください」って。

 

大好きな人のスピリットとかエッセンスを感じ取って
そして自分で(曲としては全然違うものでも)
また新しい曲を作るっていうこともコピーだって。

 

バンドでコピーって言ったら
その大好きな元の曲をリスペクトして
出来るだけ忠実に再現することかと
勝手に思い込んでいたけど
そんな素敵なコピーの仕方があるんだなって。

 

好きとか、憧れとか、尊敬で終わらず
形を変えて、その先へ続いて広がっていくって
素敵なことだなと思いました。

 

大黒摩季さん全盛期の時代に
私も全くの同世代なので真っ只中だったけど
流行っているからよく耳にしたというくらいで
特別好きだったわけではなかったけど
毎週日曜16時からのbayfm大黒摩季さんの番組を
聴くようになってから
すごくこの方自体を好きになりました。

 

音楽が本当に好きで
そして本当のプロなんだなと
ラジオを聴くごとに思うようになっていて
今日はそんなプロと
セミプロのように音楽を聴き込んでいる方との

交流がなんだかいいなーと思いました。

 

本気の人同士の交流って
関係ないような周りの人にまで
大きな影響を与えるんだなって。

 

私、昔、銀色夏生さんにファンレターを出したことがあって
当時は受け付けてくれてたんです。

そしたら文庫本にサインして送り返してくれたんです。

本当にご本人なのかなって思ったけど
何の返事も書いてなかったけど
サインしてくれた本が返ってきて
私の手紙読んでくれたんだなってだけで
本当に嬉しかった。

好きで好きで、どんなに夏生さんの作品が素晴らしいかってことを
ご本人に伝えたくて
ずっと忘れていたそんな思い出も思い出しました。

 

※車の中で聞いてたうろ覚えの内容なので
 間違いも多々あるかと思います。

 とても素敵な内容だったので、是非聴いてみてください~

 全然伝えきれてなくてごめんなさい。。