2017/6/15
「この味がいいね」ではないけれど
この日を私の生まれ変わり記念日としたい。
そうであることを願う。
以前通信でグループコーチングを受けたとき、
「こんなに悩みが多いのに、
全部解決するのは気が遠いと思っていたけど
一つ解けたら、あとは霧が晴れるようだった」
と、これは自分の感想だが、そんな風に思った。
その時コーチは
「おめでとう。あがりです」と言ってくれたけど
その時は全然そんな気持ちにならなかった。
確かにコーチングが始まった当初
全く皆についていけていないと感じていた。
それが最後の方には色々なことはわかった気がしたけど
自分の中で何も変わっていないと感じていたからだ。
それが今回
本当に色々なことが、どの一つが欠けてもだめだった。
全部完璧だったんだ、
完璧なプロセスだったんだと思えた。
月曜日から続いていた頭痛時、
体のこりは異常だった。
体のこりはあるのが通常というくらいになっているが
この時のこりは、これまで経験したことのないものだった。
そして私の知っていること、できることは全て手を尽くしても
こりは一時的には少し楽になっても
少し時間がたつと余計ひどいことになって
「これが揉み返し?」と思った。
もう万策尽きてしまった。
今回もらった薬は飲んでも嘔吐することはなかった。
私には合っているのか、確かに数時間後には頭痛もやわらいだ。
しかしまた数時間後には頭痛がしてくる。
頭痛がやわらいでいる間も
体のこりは異常だから
なぜここまでこっていて頭痛がしないのか不思議に思っていた。
痛みをブロックしてくれているだけなのかもしれない。
だから薬の効果が切れたらまた痛みがでるのかもしれない。
それが3日間続いた。
4日目の朝、体の感じが違った。
私がしたことで、それまでと違っていたことと言ったら
いつもより30分くらい早く寝たことくらいだ。
あの異常なこりがひいていた。
その日一日頭痛はなかった。
長い間、なぜ自分は会社にいるとき
こんなに苦しくてみじめなのかと悩んでいた。
もう20年来の悩みだ。
そのためにずいぶん色んな学びもしてきた。
セミナーを受けたり、本を読んだり、
ヨガ、瞑想、レイキ、太極拳、言霊・・・
こんなにお金と時間をかけても
何も変わらない。
こんな悩みに1円も、
ほんの少しの時間もかけずに
自然体で暮らしている人もたくさんいるのに。
そもそもそういう人は
こんな悩み自体を理解できないだろう。
なんだか本当に自分は何をしているのだろうと思った。
昼休み、社内で誰もいない場所を探す。
そこで一人でお昼を食べるのがいつものことだ。
そこはかつて私も居た執務室だが
人員整理などでずいぶん人数が減ったため
今は電話会議用のスペースになっている。
私はこの場所が好きだ。
窓の外には海が見える。
誰も来なければ完全な無音に近い状態になる。
ここで頭の中を空にする。
そのあと、会社にいるとき
自分は自分のことをどう思っているのか、
書いてみた。
思い出したくもないようなことだけど
見たくもないこと、考えたくないようなこと、
そういうのをちゃんと認めることが大切というのは
これまでも色んなところで聞いてきた。
面倒臭いし、嫌な気持ちになるし、
もっと簡単で一足飛びみたいなのがいいなと思った。
身に着けるだけで幸せになれるアクセサリーとか
見るだけで運が良くなる写真とか、
そういえばこの手のものにも結構手を出してきた。
前述のグループコーチングのときも
一つ一つ出される課題に
ずいぶん遠回りをしているように感じていた。
この時ももっと一足飛びがいいと思っていた。
そして同じ感想を自分で言っていた。
「遠回りのようで、面倒なようでも
これが一番確実で、結局は一番早かった」って。
全く同じことを繰り返しているな。
そう、それでも書いてみた。
「私は会社にいるとき
自分は足りていない
だめだ
弱い
協調性がない
他の人より能力が低い」
と思っていることを認めた。
みじめな理由はきっとこれだ。
そして、これもよく自己啓発系などで見る
「私はそのままで最適な存在だ」
と自分にインストールする。
これはこれまでも何度もやってきたけど
最初のステップをしたのは初めてだ。
長くなるので、続きは次回に。