ほんのちょっと前のブログに

「以前は全くと言っていいほど
会社の飲み会に参加していなかったので
復職後は違う選択をしようと思って
参加するようにしている」

と書いたものの

送別会があった翌月に
また歓迎会があり、
忘年会とか年に一度くらいなら
我慢して行くこともできるけれど
心から気が重かった。

でもこんなに行くのが嫌な人はいないだろう。

行く前から「早く終わりますように」としか思っていないし。

以前別の部署の子の飲み会は
なんと17時に始まって19時に終わると聞いて
心底羨ましかった。

先月の送別会は18:30始まりだったので
(以前は19時スタートが常だったのでもっと嫌だった)
20:30には終わるかなと思っていたけど
なんとかちょっと仕切が終わった21時に
はじかれるように帰ってきた。

同じようなメンバーが出たり入ったりの歓送迎会。
前回の送別会のメンバーが
今回の歓迎メンバーで
「前回の送別会がとても楽しくて
 こんな楽しい飲み会が出来るのに
 もうお別れかと思ったので
 また戻ってこれて嬉しい」と言っていた。

同じところにいるのに
こんな風に感じる人もいるんだな。

この人は派遣で来ていた人で
今は社員だ。

私が辞めたくて辞めたくてしょうがない会社に
入社したい人もいるんだなと思ったけど
この人にはここが本当に合うんだろう。

私はと言えば
今回、中途入社の人の歓迎会なので
行かなくてはいけないなと思って
参加と言ったのだけど
本当に行きたくなかった。

当日、夕方頃からまた頭痛がしてきた。
その前の週の火曜~木曜まで
久々にひどい頭痛が続き、
歓迎会は翌週の月曜だったので
さすがに大丈夫だろうと思ったのだが
またぶり返した。

キャンセルは14:30までということだったが
15:30にキャンセルさせてもらった。
食べ飲み放題だから恐らく一人くらいの
キャンセルは問題ないだろうと思ったが
やはり簡単にキャンセルできていた。
(電話していたのが聞こえたから)

そうしたらすごく気が軽くなった。

こんなにも行きたくなかったんだなと
つくづく思った。

以前浅見帆帆子さんの本に

「これがなくなったら気持ちが軽くなるのだったら
 そちらを選んだ方がいい」

というようなことが書いてあって
「ああ、まさにこのことだな」と思った。

金曜の夜は
「あー、明日は会社に行かなくていいんだ!」と思うと
もうそれだけで幸せな気持ちでいっぱいになる。

休職する前は毎日
「目が覚めたら会社が潰れてますように」
と思っていたし、
早く60歳になりたかった。
定年になって会社に行かなくて済むようになりたかった。

今は会社が潰れますようにと願うのはやめたけれど
「どうか注文がきませんように」とは
営業に居た20年くらい前にも思っていたから
今でも変わっていない。

60歳からあとどれだけ健康で居られるかもわからないし
(60歳までだってわからないけど)
気を抜くとすぐに
「早く60歳になりたい」と今でも思ってしまうので
「今、幸せだと感じるんだった」
と自分の言葉を思い出して
思い直すようにしている。

例え今から会社に行くのだとしても
今、この初夏の陽気の中歩いている
今は幸せだと。

なんだかこうしてみると
つくづく進歩していない。

今度こそ変わろうと無理して
やりたくないことにも挑戦して
それでまた挫折する。

会社に居るときは
息を潜めて
必死で存在を消して
殻に閉じこもってほっとする。

自分らしくいたいだけなのに。