自分を粗末に扱うと
他人からも粗末に扱われると聞いたことがある
私は自分の身は自分で守らないとと必死で
壁を作って
閉じこもって生きてきた
自分が誰かに傷つけられないように
壁を作ることは
自分を大切にすることだと思っていた
だから自分は
自分を粗末になんて扱っていないと思っていた
でも違ったのかもしれない
心を閉じて
誰とも接しないようにして生きることは
自分を表現しないこと
自分の本質を隠すこと
それは自分を粗末に扱うことなのではないか
社会の中で幸福に自立するために
他者との関わりは必須だと思っていた
でも自分を大切にする
自分の本質を表現するために
他者と関わることが有効なのかもしれない
たった一人の人との関わりが
それを教えてくれた気がする
世界が動き出した
ずっとぐるぐる回っていた
抜け出し方もわからずに
一人でじたばたあれこれ試した
それでも抜け出せないで
苦しかった世界から
やっと抜け出せそうな気がする