先の記事に書いたように、私はなるべく一人でいることを選択してきた。

外界の刺激から離れ、静かな場所で過ごすことを望んでいた。


人と関わる事もできるだけ避けた。
人間関係のいざこざなども経験し、絶望し、人間不信になっていた。

傷つくのが怖くて、いっときは、世界の何もかもから離れて一人で生きられたらいいと心から思った。
でもどこへ逃げたとしても、一人きりで生きられない事に愕然とした。

その後数年の間は、被害者意識を抱え自分を哀れみ生きていたけれど、だんだんそれは不毛であり自分に対して失礼なことなのだとわかってきた。


それから、自分を癒すことを始めた。
自分を癒し始めて約一年が経とうとしている。

心も身体も、すぐに治るとは思えない。
でも、植物の成長のように、太陽の動きのように一ミリ(…もっと少ないと思う)ずつ回復すると思う。

自分を癒すことの一環で内観を心がけている。
とても難しいのだけど、、、

そしてさっき、ふと気づいた、自分の気持ちに驚いた。
「私は、寂しい。」
人と関わりたくないと本気で思っていたつもりだったけど、私は、寂しかったのだ。

強がり、外界をシャットダウンしていたけれど、心の底では、「寂しい。繋がりたい」と思っていた。

本心に気づいて衝撃を受けたけど、受けとめよう。
心の隙間にある寂しさに気づき、癒し、満たす。

そして、少しずつでも外の世界へ出て行こうと思う。