先日、なおさんと元Bコースのハブさん展2に行った
下北沢駅は、何年も前から聞いていた、地下化工事がいよいよ決行されており、構内も様相変わり果て、開かずの踏切もなくなっていてパニック。見慣れた景色がなく、切ない
ワンコインでランチ。無料の大盛りで頼んだら、なかなかのボリューム

展示は小さいハコの壁にぎっしりタイツ写真
ご本人がいたので、あれこれ質問させてもらった
私はなおさんほど、タイツ狂いではなかったけど、たくさんおもしろいタイツ姿をみてると、すごく可笑しくなり、おみやげ買わせて頂く
「野いちごです」
一年ぶりに下北のほうじ茶かき氷
散策後にマックでお茶し、帰ろうと店を出たら千原のせいじさん一家が目の前を歩いていた!
あまりの突然さに、声もかけらんなく、いや、なんか声をかけられない人オーラがでてた
せいじさんはすごく好きなので、至近距離でありがたいもの見れたおばあちゃんのように、思わず手を合わせた
やはり、下北沢ってすごいなあ
次の日、山さんからお誘いをもらい、立川で再会
夕方、駅前に山本太郎氏が参院選の街頭演説をしに来るとのことで、興味本位でついて行く
いろんな場所で一日演説してきた太郎氏がようやく到着し、すごくきれいな円形脱毛に眼が釘付けになった
真っ当なことを述べていた
その訴え方が悲壮感にあふれていて、円形が物語るものも想像し、戦地に赴く特攻隊兵士のようで、心配になった
彼の中の良い性質の何かが、こじれて歪んでいると、その姿から感じた。世間と真っ向から戦って負った傷、かもしれない。その傷が勲章になってないのが悲しくもあり、これからどうなっちゃうの?とハラハラもした
大勢の人が見ぬふりしていることを指摘していた
とにかく、共感は出来る。でも、国会に太郎氏とゆう爆弾を投げ込んだ後に何がしたいのか、具体的にわからないのが、屁理屈屋には不満だった
不安と、正しいことをいうだけでは、爆弾テロとあんまり変わらない。…それを狙ってるのか?死ぬ気なのか?
危険を訴えて、各人が問題意識を持ってほしい、それさえ出来れば本望だ、と聞こえてしまった
そんなの許さない。不安と恐怖は、怒りしか産まない
その先を、理想を、どう実現していくのか?知りたいのは、やってほしいのは、そこだ
仲間はいないのだろうか?賢い、同じ思想を持った人がそばにいたら、最強なのに。十二国記なら、浩瀚みたいな。なんで独りで戦うのだろ?
自分に出来ることを、信じることをやっている太郎氏の姿は、背筋が伸びた
私に出来ることは、投票すること。しかし、彼に投票するかは、微妙だ。したいけど出来ない、そんな歯がゆさがある。他の候補者の話も聞かないと、決められない、と感じてしまうもどかしさ
だからこそ、なぜこの人を支えてあげるブレーンがいないのか、気になった
依怙地さが仇となっているのか
他人と分かり合うのは難しい。それに、日本は大きくなりすぎて、身動き取りづらいみたいだし
しかし、大きく見たら、ネットなぞ新しい可能性(もしくは問題)も生まれているのだから、その中の誠実な、賢いひとと協力して、今までの政治の流れを断ち切るようなアプローチしたらいいのに、なぜしないのか?
太郎氏をみていて、宇宙皇子とゆう、昔のファンタジー小説を思い出した。皇子の政治への怒りと悩みと行動が、太郎氏と被った
皇子の怒りや悩みは私とも同じものだったから、すごく共感した。そのことを書いた中二の夏休みの読書感想文は、確か入賞した。自慢、ごめん
そんな皇子は、小角様に諭され、厳しく突き放され、自分の持ち前の霊力に加えて、広い視野や考えを持とうと努力していた
とにかく、小角様から、遠くを見て小さいことから、コツコツと!と、たしなめられていた(と記憶している…)
私にとって、小角様はガンジーぽい。ガンジー悲願が実は叶わなかったとしった時、悔しくて泣いた
私は未だに広い物の見方が身についてない
恥ずかしいなあ、成長してなくて。世界にイライラし疲れて、歳も取り、世界は変わらない、となんもしないまま、諦めて結論を出しかけている
宇宙皇子、どうやって完結したのかな?長編すぎたのと、途中でいのまたさんのイラストがなくなったから、最後まで読まなかったな
一時、古本屋にたんまり在庫あったけど、今では見かけない。それが時代の流れ。そんなこと想像もしないで、また買えるからと売り払った本がたくさんある…
エフェラ&ジリオラシリーズも、文庫化する前の形の本、売らなければよかった。高校時代、地元の古本屋を駆け巡ってようやく手に入れたのに。私の青春。だんしゃり好きな自分にも、困りものだ
エフェラ&ジリオラシリーズも、国、というものについて考えさせられたなあ
ジリオラは王位なんていらないって、捨てていたけど、確か娘ちゃんは政治に興味あって、政治の世界に戻っていった。ジリオラは不思議がっていた。いろんな人がいて、いろんなことをする。娘ちゃんの悩み方は、共感した気がする。あんま、覚えてないけど
花咲ける青少年でも、子供だったルマティが花鹿から人間性や、ハリーや立人から賢さを学び、悩みながら色々な決断し、ラギネイの王に成長していくのが痛快だった
十二国記は政治や人の在り方を学ばせていただいているバイブル。ずぶんに当たり前の常識がかけていることもあり、今も色々学ばせてもらっている
坂の上の雲や日露戦争物語も、途中までしか読んでないけど、おもしろい
明治の薄氷を踏むよな勝利は、奇跡的な数の賢い偉人と運が両方あったから可能だったと思うのだけど、それを未だに過信しているような現代が違和感あり
坂本竜馬を殺さなかったら、日本はどうなっていたのか?
なーんて、ファンタジーばかりで、政治や歴史の勉強してなく、実際の太郎氏の活動を調べもせずに、あってみて浮かんだ感想を偉そうに書いてみました
間違いだらけの思い込みに、気分悪くされた方がいたら、ごめんなさい
十二国記の遠甫の開く松塾に入って(慶王宮の女学校の方)、賢くなりたいなあ
私の野望、ビューティー&インテリジェンスは、遠い…
