こないだ買ったお高めジャムを食べた
おいしい。おいしいと思える健康があってよかった
中国の植物学者の娘たちを観た
中国、といっているけど、ロケ地はベトナム
湿気と熱気や土の色が画面に入り込んでいて、すぐに中国ロケじゃないとわかる。それが架空の閉じた世界観にあっていた
フランスやカナダの製作なので、西洋から見たアジアの良さが満載
アジアは湿気ですね
そして、エロにも湿気、水気が大事
ビアンの話で、直接的なエロ描写はあんまりなく、女性の所作や美しさに、しっとりじっとりした空気に、官能美を感じる映画
エロ、としては物足りない。映画にエロ描写を求めすぎてはいけない。官能美だけでいいのだ。この雰囲気だけでいい気分になれるフランス人の感性は、好き
お茶葉を分銅の秤で量る手つきや、水を巻く手つき、温室やその他女同士のやらかい絡みがたまらない。手フェチなのかもと思った
あと、お父さんの植物へ香を嗅がせるところなど、植物をかまってるシーンも好き。神経質で怒りっぽいし、さいてーだけど、植物への気配りがやさしい
軍人の兄のがさつさが本当に疎ましかった
ラスト、同性愛が理由で二人は銃殺された
ショックだった。そんなに命がけだったとは
孤児院で世話になった先生が遺書を受け取り、銃弾代を払い、二人の遺灰を混ぜて湖に投げていた
私は銃弾代や遺灰を頼める人が死に際にいるだろうか?と現実的なことを思って、気重になった
小学生の時に散骨の存在を知って、親に散骨してほしいと本気でおねだりしていたが、散骨など、素敵なことは望めないんだろうなと、孤独死に思いを馳せてしまった
官能美、吹っ飛んじゃった

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