日清戦争が始まります。
清という国はどういう国だったのでしょうか?
清は、漢民族の「明」という国を倒した女真族の国です。
ご存知のように中国は、中華思想が主流の国で
昔から自分の周りにある国を野蛮な国として扱ってきました。
南蛮、北荻、東夷、西戎
日本は、後漢書東夷伝という書物にでてきていました。
女真族は、頭の前側を沿って、後ろを延ばし三つ網にする辮髪(べんぱつ)という
習慣がありました。
日清戦争の時代 清国は、西太后が権力を握っています。
清国は、「眠れる獅子」と呼ばれた大国
アヘン戦争でイギリスに負け、弱体化しているとはいえ まだ眠れる獅子でした
その国と世界にデビューしたばかりの若い日本が戦い始めた
結局、清国は負け、国は坂道を転がるように衰退してゆきます。
そして戦後の講和条約を下関で結びます。下関条約です。
条約が調印された割烹旅館『春帆楼』が今も『日清講和記念館』として残っています。
関門海峡の近くで、行き交う船の汽笛を聞いた記憶があります。