BSの12chのTwellVというチャンネルに、「ACミランチャンネル」という、ミランの試合を放送する番組があります。
このミランチャンネルで、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の、ACミラン x トッテナムの試合を見ました。
トッテナムは、かつて戸田和幸も在籍したチームですが、プレミアの中では、どちらかというと、地味なチーム。
名前も、コンビニみたいだし。(「ホットスパー」。笑)
わたしはミランを応援していました。
ところが、結果は0-1でミランの負け。
ミランが負けたのはがっかりですが、でも、このトッテナムの1点がすごかった。
いやー、本当に鮮やかなカウンターからの1点。
決めたのは、身長2mを超える長身FW、ピーター・クラウチなのですが、すごかったのは、クラウチにラストパスを出した、アーロン・レノン。
とにかくスピードがはやいのなんの。
彼は身長165cmで、、現在プレミアに所属する選手の中では一番背が低いのですが、スピードはおそらくプレミアでもNo.1。
そのスピードもさることながら、ペナルティエリア付近で、相手ディフェンダーを抜き去ったフェイントには、鳥肌が立ちました。
ディフェンダーの足の動きを完全に読んでいて、どちらかというと、ボールよりも、足を蹴りにいったタックルを難なく飛び越えて抜き去り、ゴール前に詰めてきたクラウチにラストパス。
まじで「スゲエ!」の一言。
この、プレミアで一番ちっちゃい人と一番大きい人のコンビで点を取ったというのが、なんだか笑えます。
トッテナムは今回のチャンピオンズリーグでは、グループリーグ6試合で、18得点を挙げ、昨年の優勝チーム、インテルを上回って1位の成績を残しており、勢いがあるチームです。
次の試合はトッテナムのホーム、ロンドンで行われるので、ひょっとしたら、ミランが決勝トーナメント1回戦で姿を消すなんてことになるかも。
次回もこのカード、目が離せません。