この間テレビを見ていたら「ツール・ド・フランス」のダイジェスト番組を放送していた。

「ツール・ド・フランス」とは、毎年7月にフランスを舞台に23日間の日程で行われる、距離にして3300km前後、高低差2000m以上という起伏に富んだコースを走りぬく過酷な自転車レースのことだ。

映像を見たことがある人はわかると思うが、アルプス・ピレネーといったフランスの雄大な自然の中を何百台という自転車が列を成して一気に駆け抜けていく、見るものにとっては非常に美しいレースだ。

この「ツール・ド・フランス」を過去7連覇した選手にランス・アームストロングという人物がいる。

7連覇という記録も脅威だが、実はこの記録を達成する前、ランス・アームストロングは癌におかされており、記録達成は癌の治療を終えて、再度自転車レースに復帰した後の出来事であるというから驚かされる。

このランス・アームストロングは自伝を書いており、タイトルは「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」(原題「It’s not about the Bike」)。

ちなみに「マイヨ・ジョーヌ」とは、個人総合成績1位の選手だけがレース中着用を許される黄色いジャージーのこと。

この本はまだ読んだことが無いのだが、テレビを見終わった後、なぜかこの本のタイトルを何回も耳にした。

近々読んでみることにしよう。