先週はお楽しみがあれこれあって忙しかった
(まだアップしていない内容もある)
その理由の一つ
本好きの下剋上~司書になるためには
手段を選んでいられません~
第五部「女神の化身Ⅲ」 が発売
WEB版の帯が半透明になって
下の表紙が何となく見えるようになっている
すごい
今回は貴族院3年生の終盤
領地対抗戦から卒業式まで
※せいぜい1〜2週間
いくつかキナ臭い話も入ってくるが
領地対抗戦の研究発表や
フェルディナンドとの再会
初めての表彰式などなど
第五部女神の化身のなかでも
ほっこりできる話のある巻だったと思う
※次が怖い
書かれている期間は短いけれど
特に主人公ローゼマインの側近たちの思いと
義兄であり婚約者であるヴィルフリートの内情
大領地ダンケルフェルガーの友・ハンネローレの
心の動きと後の大きな出来事の伏線の強調
前巻で行われたディッターにまつわるエトセトラ
敵領地アーレンスバッハの裏事情が
大きく加筆されていた
フェルディナンドの
盟友?つきまとい?のハイスヒッツェの勘違い
そして名捧げについても・・
ローゼマインの側近の一人ブリュンヒルデと
ヴィルフリートの印象がだいぶ変わったかな
一人は良い方に、一人は悪い方に・・・
ハンネローレがなぜあそこまでという
後々の行動の理由も大分明らかになったし
毎度ながら読み応えのある巻だった
あと敵領地へ行ったフェルディナンドとの会話
ロゼマ「春になって、星結びの儀式が終わってからのお話ですよ?」
フェル「……私が自室を得たら、その時に考えよう」
ロゼマ「え? 研究時間が減る以外に、他の理由があるのですか?」
フェル「あるが、どうでもよくなった」
ロゼマ「はい。……フェルディナンド様と次に会えるのは春の星結びでしょうか?」
フェル「さて、どうなるか……」