先週の金曜日より
映画『カニバ/パリ人肉事件38年目の真実』が公開されている映画
原題『Caniba』2018年フランス公開



1981年、パリで起こったカニバリズム殺人の犯人
佐川一政氏と、弟の純氏を1ヶ月にわたって
撮影したものをまとめたドキュメンタリー映画カチンコ
※撮影は2015年


★★★ご注意★★★

念のため、ここから先はある程度グロに
耐性がある方でお願いします🙇🏻‍♀️






実際の事件の内容はこちらから(Wikipedia)


今のところ、東京の上映館は
渋谷のヒューマントラストシネマのみ
しかも夜間のため、わざわざ見にいくのはなーと
思っていたら、GAGAが配信上映もしていたびっくり


青山シアターというサイトでテスト視聴
再生できれば会員登録、アプリをダウンロード
クレジットか楽天ペイで決済すればOKOK
視聴期間内であれば何度でも観られる
※7/16現在1,296円
右矢印追記
2020年6月29日で配信サービス終了とのこと


そもそもなぜこのグロ映画を
見ようと思ったかといえば
愛のかたち』というイタリア映画(ビデオ)を
25年くらい前に見たことを思い出したからだ
※イタリア1989年、日本1990年公開



原題は『Rito d'amore』 
英語でも『Ritual of Love
直訳では「愛の儀式」


見たのがあまりにも昔で
内容はほとんど思い出せないが
そういう事件の内容であることは
知っていて見ている


※これもなぜ見たかと言えば、人に勧められたから
それまでにも変わった映画を勧められていて
耐性があると判断されたのだと思うキョロキョロ


カニバ』よりはストーリー性はあるが
中途半端な(ありがち)和風の部屋があったり
意味不明の理解不能ではあった
そういう意味で印象に残っていた映画だポーン


カニバ』では『まんがサガワさん』
という佐川氏本人が描いた
マンガのページが少し映るのみで
事件にはほとんど触れられていない
映っているのはあくまで今の佐川氏と
世話をしている弟の現状


ただ『カニバ』を見ると愛のかたち』は
あくまでも事件はモチーフだったのだなと思う
⬆️のマンガのシーンなどと比べると
ずいぶんソフトだった気がする


食べるシーンが『愛のかたち』では
小皿くらいだったと思うけど
マンガではいろいろな箇所を
食べているように描かれていたゲッソリ


この事件からインスピレーションを得た作品は
これらの映画のほかにもあり
日本では唐十郎氏が『佐川君からの手紙』で
芥川賞作家を取るなどしている


世界的に有名なのは
ローリング・ストーンズの
ミック・ジャガーによって書かれた
Too Much Blood』だろう
アルバム『アンダーカヴァー』に収録(1983年)


シングルは12インチがアメリカのみで発売(1984年)



映像も歌詞もすごいガーン
放送中止になったのが分かるレベルポーン


カニバリズム自体を扱った作品は多くあるけれど
性的嗜好と重なっているのが佐川氏の特異な点
※さらに衝撃のシーンもあるが
やはり佐川氏とは比べられないかな・・


その主張は今も変わっていないことは分かるが
それ以外にこの映画が何を言いたかったのかは
全く不明であるチーン
もちろん私は何のインスピレーションも受けていない笑


一応、この『カニバ』は2017年の
第74回ヴェネツィア国際映画祭
オリゾンティ部門審査員特別賞を受賞しているが
ここまで読んだ方でも
この映画を観るかどうかは
下のレビューを読んでから決めた方が良いかもしれない



ほとんど忘れたけど
昔はいろんな映画を見ていたなー
という延長にある今回の映画鑑賞でしたうーん