あんなに悲しそうなあなたを見るのは
初めてだったかもしれない
あんなに悔しそうなあなたを見るのは
初めてだったかもしれない
あんなに自分が無力だと感じるのは
もうやだな
いつもは隠してるのに
本当はそんなに繊細だったんだと
痛いほどわかって
何も言えなかった
本当は大丈夫だよってぎゅってしたかったのに
ヒザをポンっと叩く事しか出来なかった臆病者のわたし
いや、ほんとはぎゅってしてあげる事で自分を守りたかったのかもしれない
何も出来ない劣等感を少しでも和らげるために
やっぱり、近くにいたい
でも、もう迷っちゃいけない
感情は自分次第で離してもいけるし
近くに寄せる事も出来る
最近、痛い程痛感する
自分の本能のままに
あなたを忘れる為に
起こした行動は間違いだなんて思わない
あなたの事を最近考えないのは
忘れられたからじゃない
紛らわしているだけだ
あぁ
こんな気持ち、気付きたくなかったよ
でも紛らわせ続ける
夢の為に
多分。