■ 午後の戦略 : 過度の悲観は避けつつ、引き気味に対処!

前場の日経平均は急反発し、前日同様に決定的なファンダメンタルズの良化が見当たらない中、メジャーSQに絡めた先物需給の(昨日と反対の)買い傾斜を背景に、11時過ぎには前日比550円高となる33,320円台まで上昇。東証主力株は値がさハイテク株を中心にほぼ全面高。

中小型株では、3778 さくらインターネット、7740 タムロン、6254 野村マイクロ、1514 住石HD、9419 ワイヤレスゲート、7615 ユーワクリエーション、6862 ミナトHD、3133 海帆、9338 インフォリッチ、9236 ジャパンM&ASなどに短期資金が流入しています。

□ 午後の展望 :  買い優勢 ± 先物需給

33,200円付近から33,400円台半ばにかけての堅調な地合いが続いていますが、先物需給なりの乱高下が続いているだけに、33,000円割れ、33,500円超えのような両極端なシーンも念頭に置くべきです。

■ 午後の戦略 : 過度の悲観は避けつつ、引き気味に対処!

メジャーSQ、週末にかけての米マクロ指標、再来週にかけての日米中銀会合などに起因する下押しには、ストレス玉の大胆な縮小、1割+アルファの余力確保、日経ベア2倍(1360)の押し目買いなどで対応。

一方、日経平均のテクニカルは、33,200円台前半に控える5日線を上回って引けるようなら、昨日32,700円台での短期底打ち完了気配が浮上するため、過度の下振れ対策もリスキーです。好トレンド銘柄から的を絞った強気策も並行するスタンスで臨んでください。

では 午後もよろしくお願いします。