今日は疲れました。
血が出るまで吐きました。殆ど寝てません。
カウンセリングルームで泣いて騒いで解離しました。
カウンセラーさんは冷静でした。
気が向いたらそのうち今日の事も書きます。
疲れたので、音楽の話をします。
歌詞は気になったら検索してみてください。


ちょっと語るので、前置きに興味の無い方は長い猫まで飛ばしてください。







すずらんがバンギャだった頃のV系というと、DIR EN GRAYは小文字混じりだったり蜉蝣だったり、ネオV系前後というのでしょうか。
Dué le quartzが現役の時からV系を聴いてて、バロックとかも好きでした。
それよりもう少し後の摩天楼オペラ(曲聴いたけど格好良いですよね)とか、逆に昔のLaputaとかはわからなかったりします。

個人的な考えですが、ネオV系の前辺り、DIR EN GRAY(心夜虜でした)がVULGARとかリリースする前くらいの頃は、V系って宗教だったなと思います。
暗い曲が多くて(当社比)、病んでいる人の心に染み入りやすくて、傾倒していく感じ。
少なくともわたしは、狂える悲劇の心奉者でした(Raphael)
そして、当時から自傷行為をしたりしていて、よく生きてたなみたいな日光徹底遮断引きこもりでした(꒪ཀ꒪)



さて。
DIR EN GRAY、今になってからだと良いなと思うんですが、当時のわたしは何故か(本当に何故か)VULGARが好みではありませんでした。
インディーズ信者ではなく、当時一番好きだったアルバムは鬼葬でした。
ファンじゃない方、わからなくてすみません。適当に飛ばしてください。
そして、並行してムックを聞くようになりました。
痛絶、葬ラ謳、マイナーなところで行くとアンティーク、言わずと知れた(?)鬱バンドで、それはもう泥のようにハマりました。
比例するように症状が悪化していて、取り憑かれたように一日中聴いていました。DIRもなんですが。

ムックは主にボーカルとギターの作詞ですが、少なくとも当時は、詩的表現も多くて綺麗な歌詞がボーカル、鬱の全力ストレートみたいな歌詞がギター作詞でした。
「純粋を玩具のように弄ばれ」
「何も見えない暗闇の中で人殺しをしようとしている僕を」
「自殺の真似でもしよう」
「初めて死にたいと思ったあの日 何にも考えずに飛び出せば良かった」
「簡単に悲しいフリをして笑ってるお前らが死ぬほど嫌いです」
「もうお前らには何も求めない いつか殺してやる」
という感じの歌詞がバンバンあります(表記揺れはありますが、誇大や意訳などのフェイクはありません)

それに共感してみたり救われてみたり代弁してもらったような気持ちになったりして、当時はなんとかかんとか生きてきました。
そしてなんやかんやあって(メンタルブログなのにここを端折る)、そういう尖った時期からは少し落ち着いてきて。
今でもDIRもムックも聴きますが、共感する歌詞ってなると変わってきました。変わったというか増えた?
その中でも、真ん中突き刺してくる系の曲を紹介させてください。
ここではYouTubeからですが、今も音源入手可能なものは是非原音を聴いてほしいかな!





猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま<やっと本題だよ




ドネガティブな曲も良いんですが、ネガティブの中で足掻いてる曲とか、日常を生きようとする中でのふとした心の隙間みたいな曲が突き刺さったりします。

そういう意味で、わたしの中で最強のぶっ刺さりバンドはメトロノームです。テクノなのも良い。

メトは実に良い。
ネガティブで、がんばってて、たまに開き直って、開き直って、好き放題しちゃえってなって、力尽きて、ネガティブで、立ち上がって、のんびり歩いて、道端の小石を蹴飛ばしてみたりして、人生上手くいかないけどがんばって生きようみたいな塩梅だと思っています(伝わりにくい)





魔法/メトロノーム

この歌詞での魔法は、まあ普通にお薬の事だと思いますね。「笑顔になれる魔法を飲んだ」
普通に曲も可愛くて何だかちょっと切なくて。ストレートに「必要って言葉がただ欲しいだけなのに」も好きなんですが。

Cメロ?ですか?真ん中の、「立ち止まり〜」辺り。
ここ突き刺さりポイントです。
特に「思い出に浸るほど壊れたくないから 上を向き歌を口ずさんで ただ進むしかない」
ここいつも泣きそうになります。

いっそ感情とか壊れちゃって楽になりたいと思う事もありますよ、やっぱり。
でも、守りたいもの(弟とか弟とか)がやっぱりあるんですよ。
守りたいものにいつも守られているんだね……9mmの名もなきヒーローもめちゃくちゃ響きましたね。
伝わる人にはこの感情が同系統なの伝わると思います。
思い出に浸る=壊れるってどういう事なんだろうか?
これについての解釈は各自の中にあるとした方が良いと思うので割愛しますが、「笑顔になれる魔法」と「上を向き歌を口ずさんで」を合わせると、ぐっと情景が広がりますね。
泣いてる場合じゃない。笑顔になれる魔法を飲んでがんばろう。
語り足りませんが、ひとつひとつ話してると長いのでさくさくいきます。





カフカフ/メトロノーム

カフカの変身が元ネタですね。王道。でも、これは毒虫としての自身を歌った曲ではないです。
むしろ、変身を読んだ「ボク」が、誤読感に浸っている感じだと思います。
「ボク」の感想はたぶん一般的なそれとは少々ずれてますよね。

「もし明日目が覚めてボクが蟲になっていたら 幸せも不幸せも感じずに生きれるかな」
歌詞やポエムなど、意図的な「ら抜き言葉」は割とすきだったりします。なぜか。ニュアンスが変わるというか。

「ボク」はとにかく強くなりたくて、毒虫に憧れた?夢を見た?んでしょうね。
そして曲の中で、「ボク」の環境は一切描かれていない。
何となくですが彼は、虐待やいじめなどの特別不幸せな環境にいるわけではなく、それを自身でも自覚している感じがします。
どちらかというと、平穏なだけでも不幸な人より幸せだと思うべきなんだろうなみたいな、そんな人生を送っている高校生くらいに思います。
ノートに何十ページも書き連ねている脅迫めいた行動は、家庭内暴力などの可能性も感じさせそうですが、なんとなーくそんな感じはしない。わたしの解釈ですが。

とにかく毎日が退屈なんでしょうね。
たまに良い事があって。たまに嫌な事があって。
強くなりたいというのは、非日常への憧憬から来る変身願望に近いものだと感じます。
退屈な毎日に真綿で首を絞められて、もう苦しくなってしまっているんだなと。
ので、幸せも不幸せも感じない世界に行きたい。
のかな!!!!

わかりますね、こういう事はあります。
わたしはもう少なくとも中学に上がってからは家で物理的な暴力っぽい事はされなくなったと記憶してますし、今は人間関係もかなり安定している方です。
家が地獄ですがそれはそのうち。
でもノートに書き綴って変化が訪れるなら何十ページも綴りたいだろうし、幸せも不幸せも感じない世界への憧憬は。ありますね。






気が狂いそうな時に口ずさむ唄/メトロノーム

色々そのまま。前奏っぽいのが省略されてますが、音源もほぼこれだけの歌です。カラオケに入らないかな。
こういう精神状態になる事ありますよね?
こうやって自分を保とうとする事も。
パニック発作のなり始めは、時間が経てば落ち着くという知識はあったので、なんとか布団を握り締めて「薬飲んだから大丈夫だよ落ち着くよ大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫だよゆっくり呼吸しよう大丈夫大丈夫怖くない怖くない大丈夫大丈夫大丈夫」とか念仏を唱えていたものです。
最近は脳内で唱えています。

ところで最近といえば、急に全身が脱力したような倦怠感に襲われてぐったりして動けないくらいになる(20分〜1時間で復活する)んですが、これって何かの症状なんでしょうか。
ブログのタイトルからしたらすごく余談ですが本当に悩んでいるので、赤文字にしておきます。
今度診察の時にも聞こう。



メトロノームは良い。
他にも、
・雨
・ハロー
・確証バイアスA GO!GO!
とかがネガポジだったりぐったりしてたりして好きです。歌詞抜きでも音楽として普通に好きな曲もたくさんあります。

ハローの、「君思い出す事今は減ったけど 君はもう何事も無いように笑えるんだね」がめちゃくちゃ好き。
語るべくもなく、こういう感情はありますよね。
あなたと離れて、傷付いて、あの頃はとても悲しくて。
今はもうその事を思い出す事は減ったけど傷は残ってるのに、あなたは何事もないように笑えるのね。って。
ありますよね、ある。目が座っちゃった。







トーキョーデカダンス/バビロン

色々紹介したいですが、最後はこれです。
会場限定配布音源で、マイナーバンドなので、検索しても歌詞は出てこないと思います(  ・᷄-・᷅)

しかしこれはやべえぶっ刺さりソング。
まずサビの「たとえば〜」のメロディですが、時々ふっと思い出して主旋律だけで病みます。
アウトロが普通に格好良いので、逆にフルで聴いてしまって無理矢理払拭してます。
語ります。


たとえば私が明日死んだとしても、この街は変わらない明日を迎える。
その通り。綺麗事抜きにするとまったく正論。
わたしのめちゃくちゃ大切な友達がたとえば召されてしまったら、わたしの世界は崩壊しますが、あの子の住む街は何も変わりません。コンビニの一軒、信号のひとつ、花の一本変わりません。変わりません。
隙間を埋めるようにただ人が流れるだけです。

それについて、悲しいとか悔しいとか言及をしていません。
そういうものだとして、諦めてというか受け入れて、だから死にますというのではなくて、そういうものなんだよねってニュアンスだと思います。

抱き締めて抱き締めてよ 愛してるとか聞きたくない。
この気持ちはすごくわかる。
物理的抱擁を求めるというか、体が、気持ちが、傍にいてほしい。受け入れてほしい。
自分はここにいるんだって、そういう気持ちで目を閉じたい。目を開けても変わっていない世界が広がっている確信を持ちたい。
確かなものが欲しい、みたいな気持ちと解釈してます。
そこに愛というか、男女の情だとかは要らないんです。そうなると一気に意味が変わってしまう。それは、「私」を抱き締めているのではないように思う。
このバンドは1stシングル1曲目でも「ましてや愛なんて必要ない どうでもいい」と歌っているので、ボーカルの価値観(或いは世界観)かもしれませんね。

幸せの意味もわかってきたけど 寂しさはいつまでも消えなくて
ちょっと前半に戻りました。
これ、わたしが今正にこういう状態です。
幸せな事はあります。9mmが今日も生きてる。猫が可愛い。ロリィタが可愛い。その他あれやこれや。
でもなんででしょうね、最近無性に寂しい……いや打ってて思ったけどちょっと違うかも。不安で不安で堪らなくなります。
何がって言われるとわからなくて。
不安感、焦燥感、孤独感で潰れそうになることがあります。というかここ最近ほぼ毎日のような。
まあ、歌詞のような事はよくあると思います。


もう戻れないの かと言って行き場所なんて無いけれど
たとえば私が明日死んだとしたら、あなたはいつまで覚えててくれるの
ここ!これです!ここ!!
ここ!!!!(3回目)

メロからも、「私」からは諦観を感じます。
この身を売る事にも慣れたとか。まあサビとか。
でも、行き場所なんて無いのにふと「もう戻れないの」なんて思ってしまう。
この最後の方はわたしと「私」の違いなんですが、「私」はまだ諦めきれていないように感じます。
本当は誰かに受け止めてほしい。自分の居場所がほしい。安らげる場所がほしい。
わたしはそれを人間には求めていません。精神と時の部屋ください。

で、あなたはいつまで〜で、「私」が人間にそれを求めているんだろうなあ感が強調されます。
人が亡くなるってやっぱり大きな事で、特殊な環境でもない限り知り合いが亡くなってその人を忘れるという事はそう無いと思います。
記憶が曖昧でも、名前くらいしか覚えていなくても、どこかでは覚えているものじゃないでしょうか。
そうじゃなくて「私」は、自分という人間の輪郭をくっきり「あなた」の中に留めてほしいのだと。
こんな話をしたとか、こんな風に笑っていたとか、時には思い出して切なくなってほしいとか。
……ずっと忘れないよとか、そんな答えを求めている問い掛けに見えます。死なないでほしい、とかよりも。

「私」は死にたいわけではなくて、自分が死んだ時に自分が消えてしまう事が寂しい?というか。
死んでしまったら人の印象から薄れていってしまうだろうと思う程度に、自分に存在感や自信を感じていない感じがします。感じがしますとか思いますって今日何回打ったかな。
わたしはその辺はむしろ、わたしが死んだらわたしの事は忘れてくれと思いますが、「私」の気持ちはわかるつもりです。
自分が死んだ後にあの子は泣いてくれているか、空から見てみたいなとか思う事はありますしね。地の底からの可能性の方が高いですが。





って長いな???????
〆時がわからなくなりそうなので、唐突に〆ます。
眠いけど買い物にいかなくてはならないー体調が悪い(´;ω;`)