なんかまたメンブレして自殺に失敗したすずらんです。自責感と嫌悪感が抜けないので、このあと瀉血とかアムカでもします。








メジコン55t飲んだ時の話をします。
ちょっとメジコンを気休め感覚でODしてる方に一応話聞いてもらえたらいいなと思ってこのカテゴリに。



メジコン55t。
DXMことデキストロメトルファンの摂取量は825mg
どないやねんと思うかもしれませんが、メジコンはすごく飲みやすい薬って事と、死亡リスクは1500〜2000mg以上、海外では1000mgでも死亡例があったそうです。
まあ、わたしはデブなので1000mgでも死なないと思います。

そもそもの発端は、いつもは30tのところ若干ケチって25t飲んで、効果が感じられない効果が感じられないって追加追加で飲んでたのが原因です。
メジコンの追い炊きは危険です。


3時間くらいして、バリバリキマってる時は浮遊感と現実からの解離感が気持ち良くて、寧ろラリから覚めるのが怖いって思ってました。
ふわふわして、その時に誘われた脱法ハーブとか違法薬物に逃げるのもありかなって本気で思いました。
どうせわたしなんてこれからクソみたいな人生しか待ってないんだから、現実逃避しておかしくなってわけわかんないうちに死ねたらいいじゃんと思いました。

そろそろ寝ようかなと思っても、目を閉じると空と街並みの幻覚。
続いて、黒いベッドでグレーのもわもわに包み込まれる幻覚。ゴシック空間で眠れるって、その時は嬉しかったです。
スマホタップしてやりとりしてる間も、スマホって面白ーい!!なんで画面触るだけで文字打てるの!?ってハイになってました。
ぐねぐねしてても上手く眠れなくて、足の骨が青く発光してる幻覚が見えたり、目を開けててもここがどこだかわからなくてなって、徐々に少し不安になってきました。


少し寝たのかな、(逆算してたぶん)4時頃に目が覚めた感覚。
精神と肉体がぱっきり解離してました。

周りの景色は青緑と黒に包まれて深い深いそこに沈んだみたいで、消してない音楽だけが耳に入り続けてました。

少し考えて、わたし死んだのかな?と思いました。
怖くはなかったです。これが死なら苦しみがなくていいなって思いました。
唯、意識がいつまでもあるので、親の悲しむところ見たくなくて早く意識消えないかなと思ってました。


それからまた朦朧として、5時。
目を開けると、部屋の中が赤とオレンジと緑でゴッホタッチに塗り潰されてて、激しく混乱しました。
手は動くのに、それが自分の視界に入るとそれが何なのか理解できなくて気持ち悪い。
腕を動かしてみるも、ぐにゃぐにゃして関節が無いみたい。
声を出そうとするも、発そうとした音が聞こえるだけでそれが自分の口から出てきた言葉だと認識できない。
携帯を触る事ができて時間らしきものを認識できましたが、携帯ってなんなのかわからない。
なんかうすっぺたいし小さいしこんな端末に普段向き合ってると思うと怖い。アリス症候群。
わたしはキーボードの背景を好きなキャラクターにしてるんですが、それがなんとなく視認できる分怖い。
ツイッターの隔離アカウントで「こわい」「@こわい」「死んでゆこ…」「こわいよ」「なんだかわかんない」とか連投してましたが、打つのにめちゃくちゃ時間掛かります。

自分がそもそもなんなのかわからない。
いつ誰ここは誰わたしは何処なになになにわたしって何。
自我の消失。怖くて仕方無い。


とにかく音楽が流れ続けてるのが怖かった、大好きなバンドだったけど流されて消えちゃいそうで怖かったし、大好きなバンドだったからこんな時に聴きたくなかった。
アリス症候群でやたら広く見える部屋だけど、奥行があっただけでコンポは近くにあった。歩いて2歩の距離。

行けない。
ベッドの上に座っただけで、関節がぐちゃあってなって3秒で頽れる。
立つなんて絶対無理。
顔ぶつける覚悟で張っていきましたが、片道10分くらい掛かりました。


これはちゃんと人間と話さないとわたしが壊れてしまう。
そう判断して、薬物乱用に縁が無くて、時間があるんじゃないかと期待できる(今思えば図々しいですが)友人に、何とか「話したい」と送信しました。
時間は8時くらいでした、このくらいの時間にならないと常識で考えて起きないだろうと無理やり寝ようとしたりしてた時間は苦痛でした。

友人は電話に応じてくれました。
が、上手く話せない。

痙攣が酷くて、「わたしね」と言うのにも「わ、わた、わたし、わたわたわたわわわた、わたし、わた、し、わたし、ね、わたしね、」という感じでした本当に。
しかも、顔が半分になった気がして、半分の顔でそれを話すともう片方の顔で呼吸が上手くできない。ぜはぜは呼吸を繰り返して、深呼吸なんてしたら過呼吸になりそうですごく怖かったです。
友達を不安定な気持ちにさせてしまわないかと、わたし変だよね、ごめんね、と訴えようとするのですが、やっぱり喋っているのが自分という感覚が無い。少しずれて聞こえる気もする。
わたしちゃんと話せてる?会話成立してる?と何回も確認しました。


只事ではないと思ってくれたのか何だか忘れましたが、うちの両親とLINEで繋がっている友人が、母を部屋に呼んでくれました。
その時にも取り乱したりしないでほしいと大体状況を説明してくれたみたいで、本当に素晴らしい友人に恵まれているなと涙が出ます。

母親が来る頃には痙攣も呼吸も落ち着いてきていましたが、やはり上手く話せないまま(この症状は3日続きました)、お母さんごめんね、わたしばかだから、と必死で話していました。



友人は用事のギリギリまで付き合ってくれて、とにかくお水をいっぱい飲んで薬を体から出してしまおうという事で少しずつ水を飲みました。
救急ダイヤルに母が聞いたところ、救急車の必要は無いと聞いてほっとしました。嫌いなので。
一人暮らしの方とかだとまた違うと思うので、我慢はやめた方がいいです。
さて、薬を抜いていくに当たって問題が。

トイレに行けない。
立てないし座る事もままならないですし、コンポまででそんなに苦労したのに無理です。
恥ずかしながら、骨折時に使用していたオムツを親に穿かせてもらいましたが、排泄がまた困難でした。
苦しいのに出ない。膀胱を押しても出ない。何とか座ってみても出ない。
結局3時間くらい格闘して、オムツに排泄しました。小さい方で良かったです。あ、オムツは大きい方がいいと思います。

それからは少しずつ回復しましたが、食事はその日は取れませんでした。



次の日、ウィダーインゼリー的なものを吸って過ごしていました。
固形物が食べられる自信が無かったので。
この日はトイレまで歩けるようになりましたが、まだまだ介護が必要でした。
メジコンは関係無いと思いますが、夜は悪夢と強い不安感にうなされて、念の為と同室してくれていた母に気を揉ませてしまいました。
母と仲直りしていて本当に良かったと思います。感謝しています。
昔の親なら馬鹿な事をするなと叱って放置だったでしょう。

3日目、ふらつきと目眩が酷かったです。
手にはいつまでも握力が戻らず、お腹も下してしまい、実はメジコンODの前の日にロクに食事をしていないので(わたしはほぼ1日1.4食くらいなのですが、それより食べていませんでした)、
これは栄養失調だと思い、急遽係りつけの内科に母が電話をしてくれて、理由も聞かずに点滴を承諾してくれました。
2時間の点滴と、ゼリーヨーグルト類は下すのを悪化させる可能性があるからお粥から始めてくれと食事指導がありました。
その日はお粥を茶碗に半分だけ食べました。

4日目、バナナなどの固形物を少しずつ食べたり、お粥に塩を入れたりしました。
処方された漢方薬を飲んで、まだベッドにいる時間の方が長かったです。

5日目になると自分で色々と行動することができ、バターは抜いたもののトーストなども食べられました。夜もちゃんと眠れるようになっていたので、母とは別寝に戻りました。

6日目はカウンセリングだったので、打ち明けるか悩みましたが打ち明けました。
入院だけはどうしても嫌だったので、反省しているアピールを必死でしました。
その数日後主治医との面談もありましたが、この通り入院せずに済んでいます。



そんな感じです。
3日間ぐらいは、後遺症が残るのではないかと酷く不安な日々を過ごしました。


わたしをこの世界に繋ぎ止めてくれたのは、電話してくれた友人も含めてわたしの親友2人の存在です。


1度は非合法に染まってしまおうかと思ったわたしでしたが、「嫌だ、あの2人とまだ遊びたい」という強い想いで戻ってくる事ができました。
本当に本当に感謝しています。

暫くはODもDXMもお酒すらも怖かったですが、喉元過ぎればなんとやらです。
数日前はバーに行きましたし(久しぶりに仔羊が食べられて嬉しかったです♡)、ODも、なんならメジコンも繰り返してしまいました。
どうしようもないバカだと思います。薬物依存を直すのは難しいですね。

当初はそれはもう過敏になっていて、親友がDXMをODしたと聞くと心配で心配でわたしなんてお薬から離れたんだから(※離れられていない)、もう友達でいる資格なんかないんじゃないかと本気で思いました。
その子は、「すずらんは怖い思いをしたから言ってくれるんだよ。悪くないよ、離れないよ」と言ってくれました。
それでもその子が死んでしまうのではないかと胸が張り裂けそうなくらい心配でした。


こんなに悩んだんだから薬物依存直れよ自分!!!!

DXMも怖いですが、薬物依存も怖いですね。
いや、本当に。


まとまらないですが、今は今で鬱っぽいのでこんなところで。
食べ物の写真も撮ったのでまた載せます。

皆様、色々とお気を付けて。