「花、香る歌(韓国公開2015年11月・日本公開2016年4月)」
今日、5/15は韓国で〝師匠の日(ススンエナル)〟。
スジちゃんの「ススンニム、ススンニム」という台詞が印象に残っている作品です。

幼くして母を亡くしたチェソン(スジ from miss A)はパンソリの歌詞に涙する。そんなチェソンに「涙のあとは笑顔になれる」と声をかけたパンソリの名手のジェヒョ(リュ・スンリョン)。チェソンは女人禁制のパンソリの歌い手になるべくジェヒョが設立したパンソリ塾に性を偽りもぐりこむが…。

苦手な韓国・昔の話でやはり最初のほう十数分記憶がございません…。

ひたむきに歌いたいチェソンと、立身出世を望みながらパンソリは庶民のものという信念が揺らがないジェヒョ。時の権力者・興宣大院君(キム・ナムギル)の前で、パンソリを侮辱した罪を問われるか、女性初の唄い手となるかを賭けて見事勝利するも、囲われることになるチェソン。。ずるいよ大院君…。逆らえば命はないと言われ、従うことにする二人。籠で運ばれるチェソンと屋敷を後にするジェヒョの最後の会話が切なかったです。そして二人はそれぞれパンソリに勤しみ、大院君の失脚とともにチェソンは解放されるのですが…。そこから先は描かれませんでした。半分史実なので描けないのかもしれません。。でも余韻が残って、よかったです。チェソンの唄を愛する心と師匠を思う気持ちが永遠になったような気がします。〝春香伝〟の通りに生きたんですね。

最近女優に惹かれて観る作品にキム・ナムギルがよく登場します。旬な役者さんなんですね。チェソンとジェヒョの演技に民衆が引き込まれるのをみてふうっとため息をつく演技に吸い込まれました。

スジのパンソリ(1年間練習したそう)がどのくらいのレベルなのかわからないですが、違和感なかったように思います。そしてとにかく可愛いですねスジ…。

原題の〝桃李花歌〟邦題もこのままでよかったのに。
 
本当に可愛いですねスジちゃん…♡

来場プレゼントのポストカード

[公式サイト]