俳句についてですが、すでに娘がクラスメイトの前で説明済みなので、
今回は持って行った本の一つ 松尾芭蕉の俳句を季節ごとに4つ紹介することにしました。
まずクラスメイトたちに、4つの季節からひとつ選んでもらい、その季節の俳句から私がひとつ選び日本語で読みました。
次にB教師にイタリア語の訳を読むように言われたのですが、その前に俳句の 5 7 5 がよく分かるように
指折り数えながら
古池や
蛙飛び込む
水の音
をゆっくり言いました。それを聞いた生徒たちがとても感動してくれて自分達も日本語で言いたいとの意思表示があったのでした。
そのため指折り数えながらさらにゆっくり私が古池やと言った後に、同じ様に指折り数えながら古池やと繰り返し合唱のように言ったクラスメイトたち。こんな方法で日本語まで少し教えることが出来るとは誰が予想できたでしょうか。
教師の仕事って新しい発見が多そうだな
クラスメイトたちの授業態度が悪すぎて、最後の最後まで教師が手を焼いてることは個人面談でも言われてわかってはいましたが、今回もこの現場にいる私には、そこまでひどく騒いでる感じがないのは娘のために皆が騒がずにいてくれてることなのではないかとも思います。
大切にされてる娘
こうやって皆が私の日本語を繰り返し言ってくれる姿に、こっちが感動してしまったほどでした。
そしてこの時一人の男性教師が突然入ってきました。
つづく
ドアが開かずお気に入りのお店の前でずっと待つアクちゃん
開店前