グループワークはあいかわらず続いていた。
毎週会っているので、メンバー4人少しずつ仲良くなっていった。
そんな時、1人のメンバーが
「実は、私婚約したの」
と発表し指輪を見せてくれたので、みんなで大喜びをした。
へぇ~・・なんか、すごい!

後日、私たちは自宅で行われる彼女の 婚約パーティー



彼女の生まれがインド(育ちはアメリカ)で旦那さんがインド人、ということもあり
おいしいインド料理が。


犬もおいしい料理を食べたい。
しかし、そんなにのんびり和気あいあいしている場合でもなく、
グループワークもそろそろ大詰め。
グループプレゼンが迫っているので、
みんなで先生に会って質問した後、その流れで、
今まで分担して書いてきた課題 (約20ページ) を
最初から見直すことに。
色々と議論しながら読み進めるので、意外と時間がかかり、
午後1時から始めてすでに数時間。

え~聞いてないよ~~あらかじめ言ってくれてたら良かったのに~~泣

「本当にこれ全部やるの??時間がかかり過ぎじゃない?」
と言ってみたものの、「今まで一度も見直ししなかったから、大事なことなんだ」
とみんなのやる気に押される。
夜ご飯を持参しておらず、お腹ペコペコ、疲労もピーク。。

結局終わったのは、夜の9時前。
なんと7時間以上もぶっ通しでやったのだ。
だけど、このグループワークのおかげで自分達が何をやっているのか、
ここに来てようやく見えたのだ

私たちは、決められたフォーマットに従って、
約20ページにおよぶ、『プロジェクト計画書』

プロジェクトの予算をもらうためのもので、
そのために、組織概要、背景、タイムライン、予算、パートナー、競合、
評価方法などを考え、今まで授業でならった分析ツールを使いながら
論理立てて書かないといけない。
1週間後に控えるグループプレゼンテーションは、
ドナー(資金提供者)にプレゼンをする、という設定で行われ、
他のグループがドナーの役をして質問をし、
最後にプロジェクトにお金を出すか出さないかを判定することになっている。
さすがアメリカの教育、課題が超実践的

実は私はここまで1行も書いていないのだけれど、(←おい

他のメンバーが書いた文章を読みもしなかった。
他のグループの計画書と、
これまでグループメンバーが書いた文章を今日読んで、
自分達がどういうものを作ろうとしているのか、
目指す完成形がやっと、ようやく、分かったのだ。
あ~~~ん、遅すぎる。。

教室を出る前に黒板を見ると、落書きが残っていた。
用事があるからと途中で帰ってしまったメンバーの1人が、
グループみんなの名前を書いたようだ。
みんなもへとへとのはずなのに、
誰も文句も言わず、この7時間ずっといい雰囲気だった。
やっぱりいいグループだよなぁ、とあらためて思った

このメンバーで一緒にやれるのも、残りわずかとなっていた。