授業の前に予習として読む読み物

この量が半端なく、1つの授業につき30ページから、
多いときには200ページ以上になったりする

全部を完璧に読むのは到底無理。。

役に立った5つの方法を紹介

1.読まなくてもいいものを見極めて、捨てる
しっかりリーディングを読まないとついていけない授業がある一方、
実はそうでもない授業もあったりする。
例えば・・


課題や試験の範囲になるリーディングや
これを元にディスカッションするよ、と予告されたものに
たっぷり時間をかけて、それ以外は優先順位を落とす。
私がそれに気づいたのは、何ヶ月も経った後。。

最初から、完璧に全部読もうとはしない方がいいかもしれない。
2.質問を考えて答えを捜す
『SQ4Rメソッド』 と呼ばれる手法の中に、
サブタイトルから質問を考える、というものがある。
例えば。。1.奇跡のダイエット方法

「奇跡のダイエット方法って何?」 「何が奇跡なの?」 という質問を頭で考える。
自分の知識や経験と結びつけてもいい。
「私が知っているリンゴダイエット

質問を頭に置いて答えを捜しながら文章を読むと、
大事な情報が読み取りやすくなる。
これは日本語の本でも使えるかも?

3.全体を眺めて、内容を予測
神田昌典さんの本に、「フォトリーディング」 という
英語の本に使える速読方法が少し紹介されている。
『お金と英語の非常識な関係(下)』

全部はできなかったけど、1つ参考になったのは、
最初に全部のページに目を通す、というもの。
パラパラって全部のページをめくるだけ

眺めてるだけで、何度も目にする言葉=キーワード がいくつか見つかるし、
サブタイトル、図、太字、要約を注意して見るようにすると。。
何とな~くどんなことが書いてあるか予想がつけられて、
読むスピードが上がるのだ☆
4.声に出して読まない
何度かやってしまったことがあるけど、読むスピードが落ちるらしい。
日本語の本なら・・当たり前だよね><
5.ネットで要約を検索
本のタイトルで検索をかけてみる。
最後にどうしようもなくなったときの最終手段&裏技

有名な本なら、どこかの親切な誰かさんが
感想や要約を載せてくれていることがある。
ただし、それが本当に正しいかどうかは自己責任!
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もう一つ留学生を悩ますのが、
ライティングと呼ばれる課題。
本の内容をまとめたり、自分の考えを書いたりするのだ。
実は、成績のほとんどがこの課題で決まる。
それなのに私ってば、最初のライティング課題で70点を取ってしまった・・!

70点と言えば、こっちでは完璧赤点 (-_- ) ちーん。
そこで、ライティングの授業を取って1から勉強することに。
その授業でオススメされた本がこちら↓
基本的なことが分かりやすく書かれていて、
ブランダイス大学が採用しているAPAフォーマット
(引用するときの書き方) についても載っている。
※日本のアマゾンだと5000円近くしちゃうみたい><
アメリカのアマゾンだと中古で1000円くらい。
大事なことは、ガイドライン (ページ数、締切、課題の書き方)
に沿って、ちゃんと質問に答える、ということ。
当たり前だけど意外にミスしやすくて、
この基本的なことさえクリアすれば赤点は免れるようだ。
それを踏まえて、難しく書こうとしない。
言っていることが相手に分かることが何より大事なので、
中学生で習う単語&文法でも全然OK。
とにかく相手に 「どういうこと?

そのためにも、主語をはっきりさせて、接続詞を正しく使って、
データや引用をうまく使って、文章を論理的で自然な流れにする。
(でもこれは、添削してもらいながら慣れていくことが必要かも)
ここで、先生が授業中に紹介した名言を1つ。
『If I had more time, I would have written a shorter letter by Pascal, Blaise
(私にもっと時間があったなら、もっと短い手紙を書いていただろう) 』
そう、先生達(読み手)は、シンプルで簡潔で分かりやすい文章を望んでいる。
以上のことに気づけてから、点数が段々上がっていった気がする

初めの頃、このリーディングとライティングが
不安で不安でしょうがなかったので。。少しでも参考になると幸いです
