イギリスかアメリカか | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

何度か 「アメリカではなくてイギリスに留学したら?」 と
勧められた。

なぜなら、一般的にも、私にとっても
アメリカよりイギリスの方が留学しやすいからだ。

例えば・・

エッセイの書き方、大学の選び方などを
サポートしてくれる 留学エージェントビル

イギリス留学は無料で、
アメリカ留学は何十万円とお金がかかるところがほとんど。

アメリカ留学で無料のところをがんばって探したけど、
見つけられなかった。

どういう仕組みかと言うと、イギリスの大学が
1人入学あたりにつきエージェントに紹介料を支払うから。
つまり、紹介料を払ってでも留学生がほしいのがイギリス。

アメリカは紹介料を基本払わないので、
応募者がエージェントにお金を払うことになる。

例えば BEO http://www.beo.co.jp/  とか。
(イギリス・アメリカ両方やっているが、イギリス留学のみ無料)

BEOに電話をしたら、
「開発系を学びたいならイギリス留学の方がいいのでは」 
と勧められた (-_- ) ちーん

というのも、アメリカは 「国際開発」 やら 「持続可能な開発」
 「開発政策」 など大学によって名前もバラバラだけど、
イギリスでは 「開発学」 としてきちんと確立しているからだ。


それだけじゃない。

他にも、

<イギリス>     
応募の締切が無い (留学する年の5月・6月でも充分間に合う)
GREのテストが不要
基本1年で卒業できる (学費が安くて済む)
紹介料を払ってでも留学生がほしいくらいだから、合格しやすい

それに対して

<アメリカ>
応募締切のピークは留学する年の1月。早いところはその前の年の12月。
GREのテストが必要なところがある
基本2年
紹介料を払わなくても応募が来るので、合格しずらい

の違いがある。


さらに、私が興味のあるアフリカについては、
植民地の関係でイギリスの方が情報が入ってくる。
(アメリカはどっちかというと、南米)

極めつけは、私が大学時代に9ヶ月間
イギリスでの留学経験があるので、
イギリスに応募した方が有利。
(留学経験をアピールできるから)

そりゃ、みんなイギリス留学の方を勧めたくなるよね。
自分でも思うもん、現実的に考えたらイギリスだって。(-_- )

山形で暮らす舞のもぐもぐブログ-イギリス  2003年に撮った、イギリスの街並み

だけど、イギリス留学を終えるとき
「次はアメリカの大学院で勉強してみたい」
と思い、それ以来イギリス留学を考えたことはなかった。

イギリスは理論重視で、
どこまでいっても理論の勉強だったけれど、
アメリカは実践的に学ぶと言われている。
アメリカではどんな風に勉強するんだろう、と興味が出たから。

人はやっぱり未知のものに惹かれるらしい。

とは言っても、これ以上はさすがに浪人できないから
全部落ちたときは、
イギリスの大学を受験するつもりだけれど (-_- )

※学費を抑えるために、カナダに留学した先輩もいます。(環境系)
  国選びは大事なポイントなので、
  国ごとの特徴を見てみるといいかもひらめき電球