神聖な水とベナンの芸術 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

アブランクーには、
豚肉やさんぶーぶー と ピログ (小船)船 以外
観光できるところは特にないと思ってた。

すると、協力者のNGOが
「あるよ、観光するところ。」
というので、引越しギリギリ前に急遽観光することに。

彼の家の近くには、
神聖な水キラキラがあるらしい。
(名前はすっかり忘れた・・汗

行ってみると・・・

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-神聖な水  ← 浄化中

この水は浄化作用があり、
体をこの水で洗うと、体の隅々まで浄化されるらしい。

病気が治るとか、
火にかけても絶対に沸騰しない
などの言い伝えがある。

ベナンでは神聖な水、というのは唯一ここしかなく、
はるばる遠方から訪ねてくる人もいるのだとか。

ためしに持ち帰って沸騰させてみようか
とも一瞬思ったけど、そんな気力と時間はありませんでした。



続いて、首都ポルトノボにいる
とある芸術家の家を訪ねて作品を見せてもらった。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ベナンの芸術

美術館に置いてあるパンフレットにも載っている
結構有名な?芸術家さんらしい↓

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ベナンの芸術

「これは昔、安全のために門番の代わりに入り口に置いていたんだ。
不思議な力を恐れて、敵や泥棒などは
そこから前に進めなかったんだよ。」

などと説明する芸術家さん

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ベナンの芸術

材料は、ジュースやビール瓶のキャップ、壊れた車の部品など
普通であればゴミで捨てられるものを再利用している。

これも顔の下はほぼビンのキャップが使われている↓

環境問題を訴える、というよりは
ベナンにあるもの、身近にあるものを使うことで
文化を伝えようとしているらしい。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ベナンの芸術  

う~ん、さっぱり理解できない・・。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ベナンの芸術

「アフリカの文化を残して、
後世に伝えていかなければ」

と熱く語る芸術家さん。

しかし現実は芸術だけで生きてはいけず、
普段はフランスの大使館で働いているらしい。

芸術があまり浸透していないように見えるベナン。
そんなベナンの芸術の一部を最後に見られて、よかったかな得意げ